ナルシストで何が悪い?

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サステナブルレザー(合皮)になったスタンスミスを数ヶ月履き込んでみた、これはクリーン・スタンスミスと呼ぶべき!?

 

衝撃の発表から1年…サステナブルレザー(合皮)になったスタンスミスを数ヶ月履き込んでみた。これは汚れ知らずのクリーン・スタンスミスと呼ぶべき!?

 

 

 

 

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新・スタンスミスを履き込んだ…けど、あまり変化しない!?

 

 

 2020年末、adidasはブランド永遠の定番スニーカー、スタンスミスを全面的に合皮化すると発表。

 

これは昨今あらゆる企業が取り組むサステナブル(サステイナブル)、持続可能な生産活動の一貫として行われたものです。

 

それ以降adidasの取り組みは本気も本気。

21年からスタンスミスと名の付くスニーカーは定番品からセレクトショップなどとの別注品まで、例外なく天然皮革を使わない合皮に置き換えられました。

 

私も発表当初は、まだ市場に残っている天然皮革のスタンスミスを消費し切ってからでしょ…と割と悠長に構えていたのですが。

半年もすると市場における新品の天然皮革スタンスミスの在庫は枯渇気味に。

 

 

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楽天やAmazonなどで探せば、並行輸入品などにサイズがあるかも…という感じ。


それも完全に枯渇した場合は、天然皮革のものが欲しいのであればフリマアプリやリサイクルショップなどの中古・二次流通市場でしか手に入らなくなるでしょう。

 

 

それで仕方なく…というわけではないのですが、秋口に思い出深い「グレーのスタンスミス・クリアグラナイ」を彷彿とさせるモデルを購入してみました。

 

 

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流石adidasが天然皮革の看板スニーカーを合皮化するとあって、合皮とは言え非常にハイレベルなものを使用。

 

元々白スニーカーは染料ではなく顔料で革をコーティングしてしまっているので、その違いはパッと見では合皮の方が白い、くらいしか分かりません。

 

ただ隣に並べてみると佇まいはやはり違うし、いわゆるレザースニーカーを履き込んで、経年変化することによって出る「アジ」は出ないだろうな…とは新品時から思っていたんですよね。

 

そこから約4ヶ月、履き込んでみました。

 

結果としては、およそ想像通り…。



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もう本当に綺麗なままですね。

 

これが天然皮革のスタンスミスだと、もう履き込んで数日でそれっぽいアジが出てきますが、そういうものがほぼ出ません。

 

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確かにそれっぽい履きジワは付くものの、天然皮革のようにハッキリしたものではなく。

 

また履き込むことによって形が変わっていく感じがほとんどしないのです。


これは言い換えればレザーシューズにも関わらず形が崩れにくいということ。


これまで天然皮革のスタンスミスを出来る限り綺麗なまま履きたい場合、シューツリーに入れて保管するなど革靴に準じたケアが必要でしたが、そんなことは全く必要ありません。

 

雨にも強いですね…。

以前は雨の日白スニーカーを履くなどご法度で、心配なら防水スプレーが必要でしたがそんなものも必要無し。

 

もちろんソール部分は汚れるのですが、アッパー部分は本当に汚れない…。

セルフクリーニング機能でも付いているんじゃないか?というくらい汚れないのです。

 

元々スニーカーのソール部分はレザーではないので、汚れが気になったらウェットティッシュなどで拭き取るなど簡単なケアで良かったのですが、アッパー部分もそれに準じて、軽くブラッシングする程度で大丈夫です。

 

何ならブラッシングすら必要ないくらいで…。

 

 

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天然皮革は冬にキュッと縮んだりするのですが、そういったこともなく。

 

とにかく新品時から良い意味でも悪い意味でも変化しづらい。

そういった特性をこのスニーカーは持っています。

 

 

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もちろん合皮はいずれ特有の致命的な劣化(加水分解)を起こすのですが、それまでは新品時のクリーンさをある程度保ってくれる。

 

これはメリットとも言えるはず。

そうなる(加水分解)までには、少なくとも数年は掛かるでしょうし。

 

とにかくケア要らずで、どんな天候でも気にせず履けてしまう白スニーカーはそれだけで有用でしょう。

履き心地も軽いし(重量も実際軽いのです)。

 

一番イヤなのは「汚くなっていくけれど、経年変化によるアジも出ない」というものだったので。

旧・廉価版スタンスミス、合皮と天然皮革を組み合わせたモデルはそうなりがちでした。

それはないですからね。

 

一方で、経年変化による、金額的な高い・安いではない存在感、「こだわりを垣間見せる」みたいなものは消えてしまうと思います。

 

そういう意味で、雰囲気を見せられない、「軽い」スニーカーになってしまったのは確かかな…。


それだけに、靴ヒモの交換はもう本当にオススメしたいですね。

 

 

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右がデフォルトのシューレース、左はクツヒモドットコムと交換したもの

表情や高級感が俄然変わってくるので。


セルチップ付きのものに交換すれば、まるで別注品のようです。

スタンスミスの別注品でもこのセルチップ付きのシューレースをウリとするものがあったりするのですが、そういったものはやたら太かったりするんですよね。


スタンスミスのシューレースは、デフォルトのものより細い方が、このスニーカーの本質であるスマートさが際立ちます。

 


おそらくこれからはadidas以外のブランドがその世界観を表すルックなどでスタンスミスを用いることは少なくなるでしょう。
そういう場合、古着屋などでたまに見かけるフランス産のヴィンテージ品を使うのではないでしょうか。

 

流行りのCOMOLIやblurhms、CONFECTといった古着っぽさをウリにしたブランドとも合わなそう。

 

一方、いわゆる「綺麗め」を志向したブランドや洋服とは、これからも問題なく合わせられると思います。

 

 

「経年変化によるアジ」というものにさえ重きを置かなければ、決して悪いスニーカーではないんですよね…。

 

いわゆる服好きは、この経年変化やアジといったものをやたら好み、過大に評価してしまうもので…。

「初心者向け」のように半ば投げやりに評してしまうのも違和感があります。

 

おそらくこれからのファッションは、古着を思わせる雰囲気のあるものか、それともクリーンなものか、で極端に二分されていくと思うのですが、そのどちらに位置づけるか?という問題でしょう。

 

これは従来のスタンスミスとは違う、クリーン・スタンスミスとでも呼ぶべき別物。

これにはこれの良さがあります。

今までと全く同じですよ!と言うのはおかしいだけで。

 

もちろんadidasが方針転換をして、天然皮革に戻します!となったら諸手を挙げて歓迎するのですが。

サステナブルという旗印の下で始めてしまったことだけに、なかなかそれは難しいでしょう…。

 

その可能性はゼロに等しいと思います。

 

adidasからは、キノコから作った「スタンスミス・マイロ」の発売も今年2022年とされていますから、こちらにも期待したいところですね(続報が無いのが気がかりですが…)。

 

 

shop.adidas.jp

 

 

 

 

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