どーもナル男です。
昨日ヤフーニュースだったかな?で取り上げられていた「意識高い系」スタンプとやらがツボだったので、早速買ってしまいました。
果たして女子ウケが良いのか悪いのかは謎ですが
文脈(コンテクスト)を考えて使うことにプライオリティをですね…
この手の意識高い系を揶揄したウザ系スタンプというのは「地獄のミサワ」の専売特許のように思われるのですが
実は「地獄のミサワ」スタンプにキング氏をはじめとする「意識高い系」スタンプは無く、
どちらかというと意識高い系の対極に位置するとされる「ウエーイ系」スタンプしか無いのです。
それがナル男的にはとても残念だったのですが、この意識高い系スタンプは地獄のミサワほどの「一周回ってよく詰められている感」は無いものの
なかなかのクオリティーに感じました。
意識高い系のウザさがよく表れています。
もちろん文脈(コンテクスト)次第なわけですが。
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意識高い系のどこがウザいのか
最近は、意識高い系を馬鹿にするフェーズから一転して「意識高い系を馬鹿にするな!」というのがトレンドのようですね。
確かに一時期のなんでもかんでも「意識高いねw」と揶揄して、見下したろうという風潮は、行き過ぎな面もありました。
しかし、だからといって今意識高い系をリスペクトする風潮があるか?というと、そうではないでしょう。
意識高い「系」から系が取れて意識の高い人まで昇華されれば、それはリスペクトされるのでしょうが、系が付いているうちはまだまだ笑いの対象なのではないでしょうか。
意識高い系というのはまるで2、3年前に突然現れた新人類のように言われていますが、こういう人たちというのは昔からいました。
例えばホリエモンこと堀江貴文氏が時代の寵児ともてはやされた頃は
「お互いWIN-WINでしょ?」とか言ってしまう人たちが「痛い」と思われていましたし、そこまであからさまでなくても
「人脈アピール」とかし出しちゃう人たちは何時の時代でもいるものです。
意識高い系の人たちというのは「自分を大きく見せよう」という意識がそこはかとなく漂っていますから、まずそこがウザいのでしょう。
まあナル男からすると「等身大で行こうよ?」みたいな極端なナチュラル志向系の男女もそれはそれでなんともウザいのですが…。
人間というのは、成長過程で必ず背伸びをするものですし、その背伸びがいつか本当の自分の等身になっていくものです。
ただなんとなく生きているより、意識を高く持った方が良いというのはその通りです。
結局のところ意識高い系がウザいのは「他人を見下すことで自分を大きく見せる」的な手法が取られることが多いからでしょう。
「まだ◯◯で☓☓してるの?」みたいな言動は、炎上することが多いわけですが
バカにされた人たちが気持ちが良い訳がありませんからね。
浅い・中身が無い批判が招いたもの
他人を見下すと言えば、「浅い」「中身が無い」という批判合戦です。
「お前のほうが浅い」「お前のほうが中身が無い」という背くらべは、いい加減やめにしないと延々と「人生の深み出し競争」みたいなものが始まってしまいます。
深みというのは結果的に生まれるもので、最初は皆浅いのではないでしょうか?
例えば、某金メダリストは「女にモテたいから」という理由でその競技を始めて、世界の頂点まで上り詰めたわけですが、最初の動機自体は浅いという批判を受けてもしかたのないものです。
しかしぐうの音も出ない結果は出ている。
得てして成功者の「動機」を聞くと、ものすごく純粋で、それは見方によっては浅いものです。
しかし、それをまだ成功していない若者が口にすると一気に「浅い」「中身が無い」というだけのレッテルを貼られる。
「純粋な欲望」が、とてつもない努力量と結果をもたらすこともあるはずなのですが。
就職試験等でもやたら「志望動機そんななの?浅いよ」(「ガンダムが好きだからバンダイに入りたい」とか)という批判があるため、学生たちはやたらと「深い志望動機」なるものを考えてくるわけですが
別に「ここに入りたいから入りたい」で一体何が悪いのだろうか?というのがナル男の一貫した考えです。
大抵の場合、人の動機というのはめちゃくちゃ浅くて、そして純粋なものではないでしょうか。
まあそこは体よくカムフラージュして適当に深みを出すのがコミュニケーション能力というやつなのでしょうか。
その無意味な深み出しが、時間の無駄だと思うのですが…。
一時期女子たちが男子に対して「浅い・中身が無い」批判を繰り広げ、男に深みを求めたわけですが、その結果深刻なまでに男子の恋愛市場への参加拒否を招いています。
人間なんてサッカー日本代表の大きな試合がある日はスポーツバーでフレンチフライでも食べながら観戦し、香川がゴールしたらウエーイとやっているくらいで別に良いのではないでしょうか?
渋谷の交差点まで練り歩く必要はないわけですが。
ちなみにナル男は大事な試合ほど家で観たい派なのですが…。意識高いので。
意識高い系は笑われてるくらいがちょうどいい
大学生のほとんどは、絵に描いたようなキラキラした大学生活を送っているわけではなく、わけもなく夕方まで寝ていたりするものです。
それを考えると、意識を高く持って活動的に過ごすことは、自分の人生を豊かにするという意味ではいいことだと思うし、馬鹿にされるいわれはないはずなのですが
そこで調子に乗って他人を馬鹿にしてしまうと馬鹿にし返される、という単純なメカニズムに過ぎないのではないでしょうか。
人間は隙あらばバッシングしようと待ち構えているのが常ですから、
「俺くらい意識高いと色々大変なんすよーw」とおどけているくらいがちょうどいいのです。
笑われて本気で怒ってしまうと、もうそこからは意識高い系VS意識低いとされた人たちの戦争です。
笑ってくれているうちはまだ危害は加えてこないでしょうし。
究極の意識高い系の人は、多分それを超えてやっかみにあって潰されます。
あとはまあ、「最初からやたらと他人を巻き込みたがる」という意識高い系特有のクセを
抑えることでしょうか。
なんでまず1人で出来ないんですかね…。
面白そうなら、勝手に他人も乗ってくると思うのですが…。
本当に意識の高い人というのは、本来孤独なのではないでしょうか。
人脈人脈うるせーよと笑
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