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今年も即完売の続くblurhms ROOTSTOCK(ブラームスルーツストック)のロゴT!何故こんなにもブレイクしたのか?

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今年も即完売の続くblurhms ROOTSTOCK(ブラームスルーツストック)のロゴT!何故こんなにもブレイクしたのか?

 

 

 先日販売がスタートし、オンライン上で瞬く間に完売の相次いだアイテムがblurhms ROOTSTOCK(ブラームスルーツストック)のロゴTシャツです。

 

 

 

発売するやいなや、全ての柄・サイズが即座に完売してしまうお店まで出て…。

 

ブラームスルーツストックは、2012年スタートのブランドblurhms(ブラームス)のベーシックラインという位置づけ。

 

http://blurhms.com/

 

その方向性の若干の相違や、タグが異なるなどはあるものの、正直ブラームスとブラームスルーツストックの区別に実益は無いと思っているのですが…

 

とりあえず「人気のロゴTはルーツストックの方」、と思っておけば良いでしょう。

 

 

アパレルの「2シーズン目の壁」を軽々と乗り越えたロゴTシャツ

 

 このルーツストックのロゴT、始まりは20年のこと。

 

グラフィックアーティスト・大西真平氏のデザインしたロゴを使ったプリントTを使ったプリントTシャツを発売。

 

 

 

1年後、さらにバリエーションを増やし再度発売されると、このプリントTが一気にブレイク。

 

21SS   blurhms ROOTSTOCK 「Standard」 Print Tee  Standard

 

 



特にこの「3連ロゴ」が人気を博し、完売が相次ぎ、一躍人気アイテムの仲間入りを果たしました。

 

ドメスティックブランド「界隈」(かなり狭い界隈ですが…)では、必ず見掛けるほどのアイテムです。

 

ただ、どこのブランドもそうですが、あるシーズンで人気が出たアイテムは、次のシーズンではどこのセレクトショップもセレクト、オーダーすることになり、生産数・販売数が飛躍的に増えます。

 

そうすると、供給が需要を追い越してしまい、途端に在庫が余ることになります。

売れている数としては前年よりも多かったとしても、まるで勢いが無くなったように感じられてしまうのです。

 

これはアパレルにおける「2シーズン目の壁」のようなもので、ブラームスルーツストックのような比較的高価格と言えるドメスティックブランドから、それこそユニクロまで、様々なブランドで見られる現象です。

 

ここ何年か、いくつかのドメスティックブランドがヒットを飛ばし、ブランドを象徴するようなアイテムを作り出しても、わずか1、2シーズンのみの勢いに終わってしまうということが相次いでいましたから。

 

ところがルーツストックのロゴTは、ブレイクから1年経ち、供給の増えた22年も即完売を連発。

流石に余るか…と思えるくらいに大規模に展開された、大手セレクトショップの別注アイテムすらも夏までに完売し、その勢いが本物であることを見せつけました。

 

そして冒頭で述べた通り、23年も、あくまでオンライン上だけではありますが発売後即座に完売するなど人気ぶりは変わらず。

 

むしろその勢いは加速しているように思えます。

人気の「3連ロゴ」だけではなく、様々なバリエーションのロゴにも人気が波及していっているからです。

 

ルーツストックのロゴTは、何故こんなにブレイクしたのか?「ロゴTは、たくさんあるようで無い」から

 

 世にはプリントTシャツは他にもたくさんあるのに、何故ルーツストックのロゴTはこんなに売れるのか?

 

もちろん「インスタで分かりやすくキャッチーに映えるから」、といったシンプルな分析も可能ですが…。

 

やはり一番大きいのは、「プリントTをどこよりも真剣に作ったから」ということでは無いでしょうか?

 

2010年台は、Tシャツと言えば、とにかく「無地」の時代でした。

 

2010年台は「シンプルこそが至高」という風潮が極限まで高まった時代で、ロゴやプリントは一気に悪者にされてしまいます。

「このロゴが無ければ欲しいんだけどなあ」と言われるほど、邪魔な存在に。どこのブランドもロゴを排除、あるいは目立たせない方向性になっていきました。

 

「ロゴドン」と呼ばれる、ブランドロゴを全面に押し出したアイテムは、ブランドを露骨にアピールするようではしたない、とそれ以前から言う人はいまきたが、さらに忌み嫌う人が増えました。

 

また2010年代中盤になると「素材の上質さ」をウリにするブランドが増加。ますますプリントやロゴはその素材の上質さを邪魔するような存在に。

 

しかし、無地Tシャツばかりでは流石に飽きが来ます。

ストリートブランドは再興し、ボックスロゴTが再び勢いを取り戻したり、ユニクロの「UT」の発売日に行列が出来たりと、徐々にプリントTも復活。

 

ただドメスティックブランド(日本人デザイナーによる、日本国内における高価格帯の服を作るブランド群)だけはプリントTを作って来なかったから、プリントTを上手く作れなかった…。

 

無地TシャツこそがTシャツの王道、というシーズンが長く続き過ぎて、一部バンドTシャツのルーツを汲むロックTなどを継続的にリリースしているブランドなどを除き、プリントTを作るドメスティックブランドが無くなっていたのです。

 

そこにブラームスルーツストックのしっかり作り込んだロゴTはハマりました。

 

大西氏のロゴデザインの絶妙さ。

やり過ぎず、それでいて主張もしっかりあるバランス感覚の良いロゴ。

 

 

ボディも何度も何度も製品洗いを繰り返して、柔らかい着心地とビンテージTのような風合いを出しています。

新品から着込んで行っても極端に劣化していかないのは一つの強み。

 

そしてトレンドのビッグシルエットとは別に、レギュラーなサイズ感のスタンダードなボディも用意している周到ぶり。

 

こんな真剣にロゴT作っているドメスティックブランドって他に無いからこそ、そうしたブランド群の愛好者達がこぞって購入したのも必然だったんですよね。

 

人気の「3連ロゴ」だけじゃない!圧倒的なバリエーションの多さもルーツストックの魅力!

   

 ルーツストックのロゴTは、この「3連ロゴ」か圧倒的な人気を誇っています。

 

blurhms ROOTSTOCK 「POSTPUNK」 Print Tee Big

 

もはやルーツストックのロゴTといえばコレ、というくらいに代名詞的な存在。

 

使用する単語や色を毎年変えてバリエーションは増え続けていますから、「3連ロゴ」の中でも何を選ぶか、楽しみはあります。

 

23年は「POSTPUNK」でした。

 

 

ただルーツストックのロゴTは3連だけじゃない!実に多くのバリエーション、カラー違いが作られます。

 

私の今年のオススメは「POW(PW)」。

 

blurhms ROOTSTOCK 「POW」 Tee Big

 

明らかに、あまりに有名な「ARMY」ロゴへのあてつけ。

 

皮肉めいたロゴですが、見た目はシンプルで、ロゴTが久しぶり、ロゴTが初めての人、3連ロゴはインスタで目にし過ぎて気恥ずかしい(ドメスティックブランドなんて生産数的にリアルで「被る」ことはそうそう無いので、気にすること必要無いのですが)…なんて方にオススメ。

 

 

これはバックプリントも有り。

 

 

 

昔プリントTばかり着ていた頃を思い出すようなデザインで、白黒2色買いしてしまいました。

 

 

 



ロゴTではありますが、主張が大人しくて、無地Tの延長で使えるロゴT…かと言ってロゴが大人し過ぎるのも嫌、という丁度良い線を行っていると思います。

 

こちらは色・柄によっては、まだ買えるところも無くはない…といったところ。

 

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