マスク不足、終わらず…そんな中ドメスティック・アパレルブランドが続々とオリジナルマスクを発売!実際どうなの?
アパレルブランドが続々とマスクを生産
今週は政府による国民への布マスク配布に話題で持ち切りになりましたが、まあマスク手に入らないですね…。
私は元々買い置きのものがあったので、新型ウイルス騒動後もしばらくはマスクをすることが出来たのですが、それでももうストックが心もとない量になってしまいました。
マスク買い占め!とニュースで話題になった日にコンビニに行くと普通に売っていたので、何だ普通に売っているやんと思ったものですが…その日以来一度も売っているのを見ていません。
普通にマスク難民です、はい。
世界のアパレルブランドがマスクを生産するというニュースも入ってきていますね。
そんな中で私にも馴染みのあるドメスティック・アパレルブランドが続々とオリジナルマスクを生産し出しました。
例えば老舗のドメスティックブランド、TROVE(トローヴ)。
岐阜県にあるブランドの縫製工場で制作されたオリジナルマスクは、表面がリネンベース(リネン49、コットン26、ポリエステル25%)のストライプ生地で、裏面がコットン100%のダブルフェイス仕様。
これが新品で送られてきた時の状態。
ちゃんと鼻にワイヤーが入っていて、立体的なんですよ。
初見の印象は、めっちゃ丁寧に作られているな~、これが1枚500円(販売は2枚セット、一人3セットまで)は安い!と正直思いましたね。
※後述しますが、その後価格について改定がありました。
何度も洗って使うことを前提として考えると、生地・縫製ともしっかり作られているのは頼もしい。
最初はこのストライプ柄がどうなんだ?と思ったのですが、細いストライプなのでそこまで悪目立ちしない…というか、真っ白なガーゼマスクよりは洋服から浮かないですね。
ちなみにサイズはメンズ向けに大きめに作られており、私が平時愛用していたコーワの「三次元マスク」のふつうサイズとほぼ同サイズか、ちょっとタテに長いかな、くらい。
この手のマスクを付ける意味というのは、ウイルスの侵入を防ぐなんてのはどだい無理で、飛んでくる飛沫から顔をガードする。
またこちらの飛沫の拡散を防ぐ、汚染された手で顔を触ってしまうのを防ぐ、というぐらいのものですから、その役割は果たせるでしょう。
コレは思いの外良い商品でしたね。
ちなみにTROVEは実店舗の方を4月4日から 4月12日まで休業するそうなのでご注意を。
※紹介後売り切れてしまったのですが、4月下旬~5月上旬発送予定の予約受付が再開されました。
その際、価格もそれ以前の2枚で税込み1100円から2枚で税込み1650円に改定されました。
「当アイテムに関しては、当初から採算度外視の価格で販売しておりましたが、資材(ガーゼ、紐)の高騰および調達困難に加え、弊社工場職人の労働コストをふまえ、販売価格を変更させていただきました。何卒ご理解くださいます様お願い申し上げます。」
とのこと。
いやー正直ね、私も安過ぎると思いましたもん。
新価格でも十分、それ以上の価値を感じてもらえると思います。
マスク不足の中、良い仕事していますよ。
もう1つ、私の馴染みのブランドconfect(コンフェクト)もマスクを発売。
リネンマスク オフシロ|nest Robe ONLINE SHOP
こちらも国内自社工場で生産されるそうで、3月に売り出された1次生産分はあっという間に売り切れ。
再生産が出来て、販売を再開しています。
こちらもレポートしていますよ。
また、このブログでお馴染みのブランドMARKAWARE(マーカウェア)も遂にマスクを発売。
SUPER 120’S WOOL YARN FACE MASK | PARKING MAGAZINE
こちらはブランド自慢のサマーウール素材ニュージーランド産SUPER120’sを使用し、ゴム紐の要らない一体型になっています。
こちらは良い素材を使っているだけにマスクとしては高額ですが、即完売でしたね。
これを追記している5月下旬は、徐々にマスクも出回り始めた時期。
休業している店舗で謎の中国産不織布マスクを売っていたりしますが、誰も買っていない…。
かと思えばこうした高級マスクはまさに飛ぶように売れてしまう。
確実にフェーズが変わっているのを感じます。
マスクの洗濯に超音波ウォッシャーが大活躍!?
で、問題は、洗ってみてどうなのか?という話。
届いて日が浅いので、3回ほど洗ってみましたが、ほとんど新品時と変わらぬ質感をキープ出来ています。
新品の段階で、生地に洗い加工をしているそうなので、縮みもほとんどありませんでした。
洗い方なのですが、洗面器などに洗剤を溶かした水に布マスクを浸して、10分後に軽く押し洗いするのが正しい洗い方だそう。
生地を痛めるためもみ洗いはNGだそうですが、流石にそれだと不安なので、SHARPの超音波ウォッシャーを使っています。
シャープ SHARP 超音波ウォッシャー (しっかり洗えるおうちタイプ USB防水対応) シルバー系 UW-A2-S
これ、洗濯前の予洗いに使うもので、超音波で汚れを吹き飛ばすというもの。
本来はシャツのエリ・ソデ、カットソーのネック裏や脇下など、汚れが付きやすく、汚れが定着しやすい場所の汚れをしっかりと落とす目的で使います。
洗濯ブラシでゴシゴシ、だと、汚れが落ちるけれど生地も毛羽立ち傷んでしまう。
超音波ウォッシャーならその心配があまり無いというわけですね。
これ生地を傷めないことが要求されるマスクの洗濯時にピッタリじゃないかと。
(これについて専門家などの意見などを聞いたわけではありませんので、あくまで推奨されている洗い方について補助的なものと考えてください。)
元々これはかなりオススメの洗濯家電で、うちには色違いで二台あります。
私の場合は予備もあるので2日ほどしっかり自然乾燥して、最後にアイロンで形を整えて終わりです。
ちなみにマスクの内側はコットン素材なので直接口・鼻に当ててしまって使っても良いのですが、出来るだけ衛生的に使い続けるためにコットンガーゼを内側に入れるとより良いでしょう。
この使い捨てのガーゼもマスクほどではないにせよ、結構品薄なのですが…。
最近スーパーで不織布でマスクを作ろう!みたいに不織布がロールで売られていたので、今後はそれを切って使おうとも思っています。
布マスクの繰り返し使用がこれまで推奨されなかった大きな理由としては、
・使い捨てマスクの9割に使用されているとされる不織布よりも布マスクの繊維の穴が大きく、その分ウイルスを通してしまいやすい。
・繰り返しの使用は衛生面で問題がある
ということがあります。
前者については、繰り返しになりますがこの手のマスクでウイルスの侵入を防ぐなんてのはどだい無理。
飛んでくる飛沫から顔をガードする、またこちらの飛沫の拡散を防ぐ、汚染された手で顔を触ってしまうのを防げれば良い、無いよりはマシ程度です。
また今世の中がかなり神経質になっていますから、ノーマスクで他人と会話するのを躊躇することも多いでしょうし。
後者については、素人に出来ることは限りがあって、気にしだしたらキリがないのですが…。
実際衛生面で使用を危惧する声や論文もあるので、自分がどこまでケア出来るか、というのはあります。
洗濯機にポイッと入れて終わり、ではないので、そこは考える必要がありますよね。
ウイルスは目に見えないし、効果もまた目に見えないので、色々な意見はあると思うのです。
布マスクの使用はその是非を巡って論争になるくらい非常にデリケートな問題でもあるのですが、ちょっともうしばらくの間は使い捨てマスクを買える日は訪れないでしょうし、レポートしました。
世の男性はなかなか布マスク作れないないでしょうし(私もいくらカンタンと言われてもちょっと無理です)。
残り少ない使い捨てマスクのストックと併用しながら、使っていきたいと思います。
TROVEさんの気概、商品から感じましたよ。