CURLY(カーリー)の名作、「SDH」のカットソーが今年もリリース!新色MOCHA(モカ)の出来は…?羽織るだけでアウターがグレードアップしちゃうインナーの威力!
このブログでは何度も紹介しているカットソーブランドCURLY(カーリー)。
「全てのアイテムをカットソーで表現する」というブランドテーマを掲げる香川のファクトリーブランド(縫製工場が母体)です。
ここで言うカットソーとは、伸縮性のある「編地」のこと。
Tシャツなどに使われることが多いのですが、Tシャツだけを作っているブランドというわけではありません。
カットソー、編地の対義語はシャツなどに使われる伸縮性のあまりない「布帛(ふはく)」ですね。
カーリーは、シャツだろうとバックパックだろうと、なるべくカットソー生地で作ろうと、そういう試みをしているブランドなのです。
それでもやっぱり、オススメしたいアイテムはTシャツ。
ここの無地Tシャツは、一度買ったらもうずっとここのもので良いや、となるほど完成度が高いんですね。
特に2年前から登場した「SDH」シリーズはブランドでも1,2に位置する名作アイテムです。
長袖、ロンTタイプは「SDH LS CN TEE」。
(LSはロングスリーブ、CNはクルーネックの意味。)
https://heine.shop-pro.jp/?pid=148763298
やや長めの半袖の「SDH HS CN TEE」。
(HSはハーフスリーブ、CNはクルーネックの意味。)
https://www.onfleek-okayama-online.com/products/detail/2025
「SDH」は素材の名前なのですが、ともにインドの高級綿「スビン」と「DCH」を混紡して作られたオリジナルの素材。
シャツに合わせても、着ぶくれしない限界程度の程よい厚みがありながら、非常に肌触りの良い滑らか系の生地です。
Tシャツにはガシッとした1枚で着てもサマになりやすいものと、下着、アンダーウェア系とがありますが、このTシャツはややアンダーウェア系寄り。
とは言え1枚で着ても別に気恥ずかしくなるほどではありません。
ただ、このTシャツはやはり上からシャツやアウターを羽織ってこそ真価を発揮します。
無地Tシャツの生命線である生地質が良いというはもちろんなのですが、そのカタチにもこだわりにこだわってくれています。
前と後ろでラインが異なる立体的なパターンになっていて、スソを深めにラウンドしたカタチで繋いでいるので、スリット(スソに入れる切れ目のこと)の役割を果たし、腰で溜まらず綺麗に落ちてくれます。
ちょうどスソがラウンドしたシャツと同じような形になっているんですよね。
最近はビッグシルエットのトレンドによる大型化により、シャツの着丈も大分長くなっているので、あまりこれみよがしにインナーのスソが出るということも少なくなりました。
それでもちょっとした動きの中でカットソーのスソがチラ見えすることってあると思うのですが、そんなときも決して変に見えません。
Tシャツよりも着丈の短いショート丈のアウターを羽織ったときには、どの角度から見ても綺麗なレイヤードスタイルを簡単に作ることが出来ます。
羽織るだけで、アウターがグレードアップして見えてしまうほどなんです。
また細かいところなのですが、ネックの開き具合にもこだわっています。
クルーネックと一口に言っても、かなり首元が詰まったタイプのものから、開いたものまで様々なのですが、このアイテムは開き過ぎず、詰まり過ぎず…の非常に良い塩梅。
特に首元が目立つオープンカラーシャツを羽織ると、そのバランスの良さが分かります。
新品では詰まり過ぎたクルーネックが、洗濯を繰り返してちょうど良くなった…みたいなところを最初からキープしてくれるんですね。
もちろんここの部分の縫製はこれ以上無いくらいにしっかりしていますから、これ以上開き過ぎずこともありません。
長袖が8500円、半袖が7500円と、決して安くはない、むしろ高い方だとは重々承知の上で、それでも決して高くない…!と言って良いほど、生地、カタチ、縫製にとことんこだわった至極のカットソーと思います。
もちろん無地カットソーにこだわり出すのは、ワードローブにある程度アイテムが揃ってきてから、ファッションにおける一番最後のところかもしれませんが、いつか最高のカットソーが欲しい…となったら是非頭に入れておいてほしいアイテムです。
今までオススメしてきたのが、透明感のあるライトグレーだったのですが、今季の新色MOCHA(モカ) が、これまたまあ良い出来。
最初はライトブラウン、淡い茶色をイメージしていたのですが、意外と赤みは抑えれていて、その分ダークグレー的な要素があって、単純に良い色出しになっています。
最近までトレンドド真ん中だった、ベージュ・ブラウン系の「温かい色味」とも合うのはもちろん
そのベージュ・ブラウン系の反動から、今シーズントレンドとなりつつあるブルー・ネイビー系の「冷たい色味」とも合わせることが出来ます。
この絶妙な淡さ、そして赤みが抑えられたグレーっぽいブラウンというのが、非常に合わせやすい色味なんですよね。
綺麗な色味であっても使いにくい色、というのは多いもので、得てしてそういった色がシーズンカラー(そのシーズンでしかリリースされない色)になりやすいのですが、
これは白やライトグレーのように定番カラーにして欲しい…。
人気のライトグレーは、3年目ということに加えてどこも仕入れるので例年より入手しやすそうですが、こちらは新色ということで需要に対して供給が少ない気がするので、下記の記事なども活用してみてください。
この機会に既に取り扱いの無いお店を削ったり、新たに取り扱い店を追加したりしています。
(もしここも取り扱いあるよ~ということがありましたら、Twitterなどにご連絡ください。)
無地Tシャツはいつまで着れる!?ケアさえしっかり行えば、3年はイケます!
これはいつも言っていることなのですが、カットソーはどこまで行っても消耗品。
良いものは長く使える…と言ってもどうしても限度はあります。
とは言え、このSDHのカットソー、この手のアンダーウェア系無地Tシャツとしてはかなり持ちます。
もちろんどんなものでも着れるっちゃ着れるんですが。薄手のものだと、2年目にはもうヨレヨレになってしまって、部屋着に降格…とかよくある話だと思うのです。
これは初登場の2年前に買ったものも、未だに自信を持って着れるだけの質をキープしていますし、何ならよく見ないと去年買ったものとあまり区別が付かない。
私は本当にしょっちゅうコレを着ていますから、使用頻度も高いはずなのですが。
しっかり洗濯ケアさえすれば、3年はイケるはずです。
普通、アンダーウェアタイプは自信を持って着れるのは2年くらい。
このアイテムは、アンダーウェアとしてギリギリまで厚みがあり、使われている糸の量もユニクロのスーピマなどに比べると目に見えて多いので、洗濯を繰り返すことによって生地がどんどん痩せていくことにも耐えられるんですね。
ただし、特に白の場合はワキやネック裏など、着用によって汚れの付きやすい、定着化しやすい部分をきちんとケアして洗濯して、シミなど無く綺麗にキープすることが大事になってきますけどね。
私は洗濯前の予洗いには、超音波ウォッシャーを使っていますよ。
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3月も末ですが、まだまだ春アウターやシャツなどの特集を配信予定。
先日遂にオンライン通販の解禁されたH&Mの上位ライン、COS(コス)のミニ特集も予定していますよ。
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