2017年、買ってよかった!紹介して良かった!そんなベストアイテム達を一気に振り返る総集編!前編
2017年も終わり、2018年が始まりました。
これを気に心機一転…というよりは、気持ち的には2017年と2018年、地続きで行きたい…という思いが強いですね。
まだまだこのブログでやり残したこと、伝え残したも多いし、積み重ねていきたいなと。
というわけで、2017年を振り返って、コレは買って良かったな、紹介して良かったなというものを一気に振り返っていきたいと思います!
タイミング的に紹介しそびれたアイテムや、今季新作の情報も交えてダイジェストでお送りしていきたいと思います。
ささやかですが、お年玉プレゼント的な企画も予定しております。
Tシャツ・ カットソー部門
ユニクロVS無印、カットソーでも熾烈な競争
ユニクロ×クリストフ・ルメールのコラボは「ユニクロU」という形で定番化しましたが、ユニクロU2017春夏で一番のアタリだったのが実はカットソー。
[ ユニクロU スーピマコットンボーダーT ]
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/192788-69#thumbnailSelect
「スーピマコットンボーダーT」の生地感は、この値段からは考えられないほどに良好。
ユニクロのスーピマTシャツの唯一の欠点と言っていい「薄さ」をボーダーという情報量を加えることでカバー、一枚でも着れるほどにバージョンアップさせた良作でした。
ネック部分がデザインが効いていて、これをインナーにした重ね着も面白かったですね。
ボーダーも細かく、色差も少ないので無地Tシャツのテイストにかなり近く着れたアイテム。
再販が無く、手に入り辛くなってしまったのは残念でした。
夏になってから追加で欲しくなった人も多かったハズ。
一方毎年一型は「アタリ」のカットソーを出してくれる無印良品からは、「オーガニックコットン太番手クルーネック半袖Tシャツ」がリリース。
[無印良品 オーガニックコットン太番手クルーネック半袖Tシャツ]
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738576563
かなりガシッとした質感の無地Tシャツで、「1枚で着る」ということを考えるのであれば、パックTシャツなども含めてこれが一番コスパが良いのではないか?というクオリティがありました。
「粗野感」や「ナチュラルな質感」というユニクロが微妙に表現出来ていないテイストが無印の魅力ですよね。
ユニクロのスーピマTシャツとはちょっとベクトルが異なるテイストで勝負する無印の良作でした。
[ MUJI Labo 綿ボーダー半袖Tシャツ]
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738624400
無印良品からは後で紹介する「MUJI Labo」から、ボーダーカットソとしてかなりクオリティの高い物が出ていましたし、2018年もユニクロと無印のカットソー対決が楽しみですね。
無印良品「MUJI Labo(ムジラボ)」からようやく当たりが…ボーダーカットソーと大当たり?のデニムシャツ - ナルシストで何が悪い?ナル男のアイデアブログ
ドメスティックブランドのカットソーならまずはCURLY
私の中の永遠の基本アイテム、無地Tシャツ・カットソー。
昨年も本当に色々買いましたが、一番着たのはCURLY(カーリー)の物でした。
CURLYは、「これぞリアルクローズ」と言ったら大袈裟ですが、見た目的にも価格的にも現実感を損なわずに(これは本当に大事)、着るものをランクアップさせることが出来るので、多くの人にオススメしたいブランドです。
このブログでもCURLYの登場回数がかなり多かったと思います。
その中でも一番着たのが「PPM HS (ペルーピマ ハーフスリーブ)TEE」。
[CURLY PPM HS TEE]
20-25回程度使用しても、質感の劣化がほとんど無く、ノーアイロンでそのまま着れる。
これはサイズやカラー違いで枚数もまあ買ったし、まあ着ましたね…。
直接肌に触れるカットソーにとって一番大切な生地の滑らかさ、肌触りの良さは最高クラス。
これが着用→洗濯を繰り返してもほとんど劣化しない。
だから安心してヘビロテ出来るんですね。
スソにはラウンド+スリットという、今トレンドのディティールを持ち、パーカーやシャツ、ニットのインナーとして最適。
鏡で後ろ姿を確認した際に思わず嬉しくなる、綺麗なレイヤードがキマりやすいのです。
http://www.rroomm-hp.com/new-arrivalmens/68782.html
故に冬場もニットとのレイヤードなどで引き続き活躍してくれていますね。
ついつい頼ってしまうアイテムです。
そして2018年の後継アイテムとしては「SDH HS CN TEE」と素材やカタチを変えて3月に発売予定。
PRODUCTS | Curly THE PREMIER MANUFACTURE
スソのカタチやポケットの有無などディティールによって、良くも悪くも全く異なる使用感になってしまうカットソー。
果たして使い心地はどうなっているのか?今から楽しみですね。
「ブランド」というものがもっと力を持っていた時代は、本当につまらない無地Tシャツがたとえ1万円しても、まるでレジ脇に置いてあるガムのような感覚で売れていたのですが、今はユニクロがスーピマコットンを使ったTシャツを千円で売っている時代。
本気で作っている無地Tシャツ・カットソーしか売れないし、買いたくない時代になりました。
「ユニクロが千円でスーピマTを出す時代だからこそあえてカットソーを本気で作る」
というブランドを買いたいし、紹介したいですね。
このジャンルは、「高いものを買っても、どうせスグ駄目になるし…」という「消耗品」のイメージも強いですし、実際それは否定出来ないところではありますが、
洗剤も進化しているので、きちんとケアをしてあげれば、以前とは比べ物にならないくらいに「白無地Tシャツの寿命」は伸びています。
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半袖シャツ部門
私は例年、あんまり夏場の「半袖シャツ」を着ないのですが、ムジラボからリリースされた2種のシャツがこの夏活躍してくれました。
[ MUJILabo デニムラグラン半袖Tシャツ ]
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738624691?rec=09
[ MUJI Labo 綿平織り半袖シャツ ]
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738625070?searchno=19
[ MUJI Labo 綿平織り半袖ストライプシャツ ]
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738625124?searchno=16
MUJI Labo (ムジラボ)とは、元々ごく一部店舗で無印良品の実験的商品をリリースする形で細々と続いてきた無印良品の別ラインでしたが、昨年2017年に大幅リニューアル。
無印良品が「将来の無印良品のベーシック」を生み出す実験的プロジェクトとして、デザイナーにドメスティックブランド「N.HOOLYWOOD(エヌハリウッド)」の尾花大輔氏を迎えて大々的にリスタートしたのです。
私もかなり期待していたのですが…
シーズン当初フタを開けてみると、既存の無印良品のサイズ感とは大幅に異なる(要するにバカでかい)アイテムばかりで…。
ところどころクオリティの高さを感じるものの、値段も無印良品の物よりもかなり高く、セレクトショップオリジナル品とも競合してしまうこともあって
ちょっとこれではよっぽど「無印良品」にブランドとして魅力を感じている人以外には厳しいのではないか?という評価でした。
(実際スタート時のラインナップからは1点も購入しませんでした。)
夏以降の半袖シャツ類からは「皆が期待していた、無印良品の上位ライン」といった趣を取り戻し、文字通り良品が増えてきました。
2018年も MUJI LABOは継続予定、「ベーシック+α」という、皆がこのラインに期待している物が見れそう!?
あえてMUJI LABOアイテム全般の欠点を指摘するなら、作りが大きすぎるためにSサイズへの需要が偏りすぎていること。
Sサイズだけ異様な速さで完売したり、Sサイズだけ完売、なんてことが多かったのですが、2018年はサイズに汎用性を持たせるとのこと。
早くも楽しみですね。
長袖シャツ部門
2017年の「シャツ」は、オープンカラーが席巻。
「リラックス」をキーワードに、ファッションの全てが開放的な方向に向かっていくトレンドを象徴するアイテムだったのかもしれません。
http://www.cambio.co.jp/fs/cambio/ms3139
私はどうもこのオープンカラーが苦手でして…。
そこで、「品よく着れるオープンカラーシャツ」はないか?というテーマを持ってリサーチ。
その結果見つけたのが、「STILL BY HAND(スティルバイハンド)」のオープンカラーシャツでした。
【STILL BY HAND Open Collar Chambray Shirts】
STILL BY HAND オリジナル シャンブレー ブロード無地長袖シャツ・sh0271
エリの作りがポイントになっていて、開きすぎず、また寝すぎないように…とコンパクトに作られています。
これによって、首元がだらしくなくなりすぎない絶妙な形に。
ポリエステルやレーヨンのテロっとした質感の物が主流(かつ飽和気味…)な中で、パリッとしたシャンブレー素材というのもポイントでした。
大人が着れるオープンカラーシャツってどんな物か?と考えた時、エリの形、素材感、そして長袖…とドンピシャでハマったアイテムだったのかなと思います。
秋冬モノだと、MARKAWAREのCPO SHIRTSもオープンカラーが苦手な方にオススメしたいシャツでした。
【MARKAWARE CPO SHIRTS】
MARKAWARE自慢のアルゼンチンオーガニックウールを贅沢に使用したウールシャツ。
ネルシャツ特有の変な膨らみが無く、良い毛をギュッと凝縮したような滑らかな落ち感があります。
これにより1枚でもシルエットがへたらずに、アウター的に着ることも出来るのです。
ポケットの配置もアウターっぽいですしね。
CPO SHIRTS - ORGANIC WOOL VIYELLA マーカウェア MARKAWARE
街でよく見掛けるオープンカラーシャツとも違うし、いわゆる「ネルシャツ」とも一線を画すテイストに。
こちらは紹介タイミングを逃したアイテムでしたが、セールに掛かっているカラー・サイズもあるので、セールオススメアイテムでもあります。
今は「抜け感」や「エフォートレス」なんていう、やたら難しいことを要求するトレンドに入ってますが、何も真正面からトレンドを受け止めなくちゃいけない、なんてことはありません。
「トレンドには流されない」と意固地になって頑なにトレンドを拒否するわけでもなく、各々がトレンドに「解釈」を加えながら、その時その時のファッションを楽しめば良いのです。
そしてエリの形に自由度が増した昨年、個人的に一番活躍したのがオナーギャザリングのスタンドカラーシャツ。
【Honor gathering supima cotton dressy poplin washer stand collar shirts】
https://twelve0492233757.com/cp-bin/eccube/html/products/detail.php?product_id=4191
シルエットが緩めのシャツ、というのは基本的には難易度が高いのですが、これはスタンドカラーと生地のシワ感でそれをカバー。
カットソーの上からアウター的に使える羽織りシャツとして初夏に大活躍。
秋口はインナーとしても高頻度に使えました。
カットソーと組み合わせて、アウター的にラフにシャツを着る、というのは提案し続けてきたことなのですが、昨年は特にそんな着方に向いたアイテムが多かったですね。
スタンドカラーシャツ、今季も何か紹介出来たら…と思うのですが、昨年の反動というか正統派のオーソドックスなシャツも紹介したいなと思っています。
ICHIMILE GRATORY(イチマイル グラトリー) レギュラーカラー シャツ
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レザーシューズ部門
相変わらず街ではマーチンをやたら見掛ける2017年でしたが、レザーシューズで国産で…となると、近年はパドローネが躍進していますね。
ポップアップストアなどを見ても、着実に支持を増しているな、という印象があります。
パドローネは、「ちょっと頑張れば買える」くらいの値段でコストパフォーマンスの良いアイテムを供給し続けることで急成長を遂げたファクトリーブランド。
一方で、国産レザーシューズはパドローネだけじゃないぞ!ということでmarkes(メイカーズ)など国産レザーシューズブランドを色々紹介したわけですが
その中でも特に紹介したかったのが、forme(フォルメ)というブランドです。
[ forme Blucher plain toe ]
私の靴箱にもハイペースで増えているformeの革靴。
このブログを見て「forme買いました!」「いつか買ってみたいです!」というお声を頂戴するのは本当に嬉しいですね。
こういうブログをやっていると、「人に教えたい!」という紹介欲のようなもの(自己顕示欲の一種なのでしょうが)と
一方で「人に教えたくない!」(独占したい!)という、矛盾した感情を持つことがあるのですが、
formeの靴はそんな感情を刺激させられる何かがありますね。
そして、formeを取り扱っているお店随分周りましたが、この靴は取り扱っている人たち自身が本当に高く評価している、買っている靴、なんですね。
比較的高価な革靴な上に、いつでもどこでも手に入るアイテムではどうしても無いですから、今すぐに買ういうわけにいかなくても、「いつか買ってみたい靴」の候補に入れてもらえればこんなに嬉しいことはありません。
不定期で行われる展示会の情報などもTwitterなどでお伝えできればと思います。
スニーカー部門
スニーカーからは待望のグレーの復刻と、スペシャルバージョンのスタンスミス!
スニーカーでは、2016年に発売され、品薄でプレミアにまでなっていた「ライトグレーのスタンスミス」ことクリアグラナイ(S75075)が待望の復活。
[adidas STAN SMITH S75075 ]
これは待っていた人も多かったですからね。
今では店頭に普通に並んで、このライトグレーは一過性のシーズンカラーではなく、「定番化」を果たしたように思います。
他にも様々なモデルを紹介してきましたが…
2017年秋口には、国内販路限定でスタンスミストリプルグレーがリリース。
[adidas STAN SMITH BZ0452 ]
これがホント、反響が凄まじかったですね…。
グレースウェードのスタンスミスということで、皆こういうのを待っていたということなのでしょう。
そしてここ数年人気・注目度の高さを継続しているスタンスミスは早くも2018モデルが一部店舗のみですが発売され始めています。
2018s/s新作 アディダス オリジナルス adidas originals スタンスミス STAN SMITH CQ2195
2018年春夏は、春夏にしては「濃い」色使いが色々なブランドで見られるのですが、スタンスミス2018SSもそんなカラーになっております。
2016年にリニューアルした高級版スタンスミスの正当な後継モデルとなっていますよ。
スタンスミス2018最新情報はコチラ。
スニーカージャンルの反省点としては、adidas・NIKE以外のスニーカーをあまり紹介できなかったところ…。
やっぱり個人的に、ファッションへの馴染ませやすさという意味でadidasが好きというのもあるのですが(靴が突出してしまうようなコーディネートは基本的にはおかしいと思います。)、moonstarの「RALY」はじめ、紹介したかった良いスニーカー色々あるんですが、それはこれからの課題ですね。
(ムーンスター) moonstar RALY W ローカット モールスキン スニーカー
シューケア部門
シューケア部門としては、色々紹介してきましたが、毎日使うものなので、やはりまずはブラシ。
【SANOHATAブラシ ホース】
靴のブラシでもよく名前を聞いた「平野ブラシ」の後継「SANOHATA」ブラシは、
手に馴染んで毎日のケアを楽しくしてくれます。
もう一つは、「M.MOWBRAY(M.モゥブレィ)」のリッチデリケートクリーム。
【M.MOWBRAY Prestigio リッチデリケートクリーム】
[エム・モゥブレィ プレステージ] M.MOWBRAY Prestigio クリーム リッチデリケートクリーム 2074 (ニュートラル)
質感はクリームというよりジェル。
革に油分を入れ込んでしまう感じが一切無く、革の質感を変えずに潤いだけを届けられるので、色の薄い革でも色が濃くなってしまうことなくケア出来るのです。
財布やカードケースなど、油分でベタつくのはイヤ、という革小物にも使えるので、いつもこれで一気にケアしています。
大切な革小物の寿命が伸びると思いますね。
一気に振り返る2017年ベストアイテム、前半戦はここまで。
後編ではプレゼントの告知なども行いますので、お楽しみに!
後編はコチラ
今年もナル男をよろしくお願い致します!
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