意外と難しい夏のシャツスタイル・・・それは半袖シャツを選ぶからだった・・・?夏のシャツスタイルに1つ提案したいことがある。
http://www.cambio.co.jp/fs/cambio/ms2707
どーもナル男です。
夏の準備進行中というわけで、夏に向けた提案を行っていきたいと思います。
メンズの夏のトップスと言えばざっくり
Tシャツ ポロシャツ シャツ
に分けられる、というかこれしか基本無いわけです。
もちろん最近トレンドのサマーニットを着ても、なんならタンクトップ一枚で着てももちろん構わないわけですが、やはり王道はこの3つ。
このうちシャツを今日は攻略していこうと思います。
夏のシャツって何着てる?「半袖を着ない」これが実は一番ハードルが低い
夏に着るシャツといえば半袖シャツだろ?と大抵の方が答えるとは思うのですが、実は
メンズは夏は半袖シャツを着ない
というのが一番ハードル(難易度)が低いと思っています。
何を言ってるんだ?
と言う方もいるとは思うのですが、これは数多くのメンズファッションを見てきて辿り着いたナル男なりの結論なのです。
もちろん半袖シャツスタイルをかっこ良くまとめられている方もいます。
出典 http://wear.jp/noricosu/4716305/
この方のバランスとか好きですね。
しかし、大抵のメンズは半袖シャツをバランスよくまとめることが出来ません。
半袖シャツは、本来は長袖であるシャツの袖だけを短くしたものです。
その結果、すべてのバランスを再調整しなければならないのですが、これが難しい・・・。
Tシャツやポロシャツはそうでもないのに、何故か半袖シャツだけはうまくいかない・・・という人多いんじゃないでしょうか?
Tシャツやポロシャツは、その源流はともかくとして現在半袖がデフォルトなモノとして定着しているのに対して、シャツは長袖がデフォルト。
それを半袖にした時の違和感を上手く調整出来ないのです。
そしてこれはブランド側も同じで。
長袖シャツで本当に良い物を作ってくれているブランドでも、半袖シャツを作らせると途端にダメになるんです・・・。
これは長袖シャツのノウハウが、半袖シャツには全く使えないということを表していると思います。
半袖シャツで失敗したくないのであれば、袖がロールアップしてストラップで留める、という形になっているものがオススメです。
出典 http://blog.nanouniverse.jp/matsuyama01/archives/4971
半袖シャツがどうにも格好悪く見える理由の1つに、袖と上腕の関係があると思いますが、このようなシャツはその関係を曖昧にしてくれます。
ただレディースには多いディティールなんですが、メンズには滅多に無いんですよねこれ・・・ミリタリーシャツなどにはあるんですが。
袖を折り返して、スラックスでいうところの「ダブル」のような処理がなされている物も良いですね。
僕は余り半袖のロールアップ、腕まくりってオススメしないんですよ。
同じ腕まくりでも、長袖の物とはどうしても違うというか、恣意的に見えてしまう気がして。
「狙ってる」感じに見えてしまうんですよね。
あとはできるだけギンガムチェックやストライプ柄などを選ぶのも良いでしょう。
無地の半袖シャツだとどうにもクールビズに失敗している感じがしてしまって・・・。
まあとにかくナル男としては半袖シャツはあまりオススメしないんですよ。
難易度的に。
自分でもここ数年半袖シャツ買ってないんです。
あちいよ!というのであればTシャツで良いと思いますし。
同じ半袖でも、Tシャツならサイズ感などでまだ工夫が出来るというものです。
そこで半袖シャツに替わる、夏のシャツスタイルを提案させていただきます。
夏のシャツは「7分袖」か「素材感に工夫のある長袖」がオススメ
じゃあ真夏でもオックスフォードの長袖着ろ!というわけではなく、7分袖シャツか素材に気を使った長袖シャツを選ぶのがオススメです。
ナル男のここ数年の真夏のシャツスタイルは、このどちらかのみですね。
半袖シャツ、本当に久しく買ってないなあ・・・。
かなりの暑がりのナル男ですが、それでも夏を乗り越えられるものですよ。
(もちろん冷感シートなどをフル活用しますが)
7分袖シャツを羽織りアウターにしてしまう
ここ数年で買った7分袖シャツの一例
出典 http://session-loungelizard.blogspot.jp/2014/04/preparation-426sat-1.html
出典 http://there2.jugem.jp/?month=201306
LOUNGE LIZARDやイチミリのモノはアームホールが細いので、ことさらに腕まくり、ロールアップをする必要がありません。
そのままストンと落として着てしまってOKなのです。
ポイントは前を閉めないで、シャツをアウターというか、「羽織り」にしてしまうこと。
出典 http://www.loungelizard-shizuoka.com/shopdetail/000000002312/
羽織りなので、ほんの少しだけゆるい、というサイズ感にします。
ピチピチだと、綺麗に羽織り感が出ません。
あとピチピチだと暑いので笑
アームホールが細いシャツなら、このように腕まくりナシでストンと落としてしまう
(その際、ソデのボタンは外してくださいね)と綺麗に見えます。
前々からメンズの基本スタイルは「カットソーにアウターを羽織る」ことだと述べていますが、それを夏に適用したスタイル。
このスタイルが、メンズの夏のシャツスタイルの一つの正解だと思っています。
少なくとも、半袖シャツに固執するよりもハードルは低いはずです。
ナル男的に問題なのはイチミリがイチマイルグラトリーに変わってから7分袖シャツを出してくれないこと・・・。
これにはまいりました・・・。
LOUNGE LIZARDは細々と今年も出してくれているんですけどね。
暑さなのですが、前を開ける分、涼感のプラスマイナス的に半袖シャツとそんなに変わらないんじゃないか?と思っているんですが・・・。
(もう半袖シャツを着なくなって久しいので半袖シャツの感覚を忘れてしまったのですが・・・)
無印良品なんかも7分袖のリネンシャツを出してくれているんですが、こちらはアームホールがそこまで綺麗ではありません。
また素材的にクタッとしているのであまり綺麗にストンと落とすことが難しいと思います。
出典 http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738075417?rec=11
これはロールアップしたほうがいいかな?
出典 http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738075417?rec=11
僕は前も言いましたがリネン(麻)100パーセントの物に素材的にどうしても抵抗感があって、これを買うことは出来ないのですが、リネン100パーセントが大丈夫という方はいろいろトライしてみてください。
まあ正直オススメ度は低いです。
ぶっちゃけ野暮ったいですもん。
だからサイズ感にだけは気をつけてくださいね。
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長袖シャツを夏に使う
長袖シャツも、夏に使っても当然良いのです。
出典 http://wear.jp/yuuuyawww/4532082/
カットソーに羽織りで、軽く腕まくりをすれば涼感を確保できます。
ただし、やっぱりこちらは暑いです笑
素材的により涼感のあるものを選びたいところです。
僕は素材的に「夏にしか着ない長袖シャツ」というものを毎年買っています。
例えばATTACHMENTのシャンブレーローンシャツはここ数年毎年1枚買っていますね。(高いので1枚しか買えない)
2014年版
出典 http://ambiance.hamazo.tv/e4531507.html
2015年版
出典 http://ameblo.jp/gramme-huit/entry-12027626193.html
これは、綿100%なのですが、とにかく細い糸で薄く、それでいてハリのある感じで作っているので綿100とは思えない軽さと涼しさがあるんですね。
また生地が薄い上にアームホールが細いので、腕まくりをしても腕に溜まったりせずにスマートにまくり上げる事ができるんです。
生地感も綺麗なので、素材的に洗いざらしでエリだけアイロンをかけるだけでも十分着用に耐えられるのですが、できればアイロンをきちんとかけてあげると生地感の綺麗さがフルに活きます。
2016年版
出典 http://www.attachment-ec.com/products/detail.php?product_id=1810
今年はなかなか渋いカラーバリエーションになったので、いつものようにSALEにはあまりいかないかも?
注目はライトグレーとダークネイビーですね。
高いですが、夏物の割に耐久性も高く、2014年の物も全く問題ありません。
通常夏のシャツ類は汗などで消耗してしまい、1年とはいいませんが、2年ほどしか着れない、なんてことも少なくないものですが。
何度もいいますがナル男は素材的にリネン感の強いシャツがダメなので、こういう非リネンの夏素材シャツというのは非常に有り難いものです。
無印良品のリネンシャツ長袖も、普通のシャツと考えると多少野暮ったいのですが、ロールアップして羽織りで着るなら使えそう。
出典 http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738074175?searchno=2
7分袖にはないカラーがあるのが魅力ですね。
ベージュって実は白い無地カットソーと相性抜群なんですよ。
ただやっぱり腕まくりした袖が重い気もしますが・・・。
出典 http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738074175?searchno=2
メンズのショーツスタイルとも長袖シャツは相性抜群です。
出典 http://ameblo.jp/gramme-huit/entry-12027626193.html
メンズショーツスタイルにはとにかく「男の脚なんて見たくねえよ」という感情が働くので、トータルでの肌露出の割合を抑える必要があるんですね。
また長袖だと視点が上に上に集まるので、露出された脚から視線をそらすことが多少出来ます。
「半袖短パン」は、メンズの夏スタイルで最もハードルが高く、避けた方が無難です。
(これは難易度の問題です。)
「夏のシャツは羽織るもの」と考えると、シャツスタイルも変わってくるかもしれません。
「暑くないのか?」
そりゃ真夏は暑いですよ笑
本当に耐えられなくなったら、長袖シャツを脱いで腰に巻いてしまえばいいんです。
そこは臨機応変に。
これから夏に向けて良いシャツをたくさん発見して紹介出来ると良いなあと考えています。
今年はスタンドカラーがトレンドなので、より羽織に向いたシャツがあるのではないかと思って研究中です。
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シャツのインナーにするときの無地Tシャツはどういうものが良いのか?はこちらの記事を御覧ください。