気分はもう秋、でも暑さは続く…残暑を乗り切る機能性インナー。6着買って分かった、in.T(インティー)のベストはコレ!
いやー最近の日本の夏は、暑い…。
一旦少しだけ涼しくなったりはしましたが、またすぐに暑さが戻ってきてしまいました。
暑さは続くのに、8月が終わるともう気分は秋!
でも暑いから、秋服は着られない…。
そんな残暑を凌ぐのは、以前にも紹介した機能性インナーかもしません。
コレのおかげで、私も今年の夏はちょっと違いました。
6着買って分かった、in.T(インティー)のベストはコレ!
年々酷くなっているとさえ感じる日本の夏の酷暑…。
令和最初の夏を前に、日本の肌着トップメーカーであるグンゼ・YG(ワイジー)が提案したのが
「Tシャツの中に着るインナー」
というもの。
これはメンズではかなり新しい提案だったのです。
「Tシャツのレイヤード」というのはストリート系ではよく見られた着こなしですが一般的ではありませんでしたし、Tシャツの中にタンクトップを着る、という人もいますがこれも一般的ではありませんでした。
シャツではかなり普及してきた機能性インナーを、Tシャツにも、というこの提案。
グンゼのインナーを愛用する私も、これは良い!ということで、この夏は積極的にインティーを取り入れてみました。
実はこのインティー、春の発売時から仕様変更がなされています。
発売当初は「ポリエステル35%、綿:30%、レーヨン:20%、ポリウレタン15%」という素材構成でしたが、これを「綿55%, ポリエステル30%, ポリウレタン15%」にした「綿リッチタイプ」が登場。
販売サイトなどでも徐々にこちらに切り替わっています。
当初発売されたタイプは、ザラッとしたドライ感、肌離れの良さを前面に押し出したタイプでしたが、綿リッチタイプはその名の通り普通のTシャツのような綿の肌触りの良さを強調したタイプに。
これにより着心地は大幅にアップしました。
綿はより汗を吸いやすいので、実はコレだと「シャツのインナー」としては頼りないのですが(後述)、やはり着心地の良さはバツグン。
化繊オンリーのエアリズムは正直、着られなくなりますね。
インティーの最大の特徴は、メンズでは珍しい脇汗パットが仕込まれていること。
汗をパットが受け止めてくれるので、脇汗に関してはほぼ気にならなくなります。
ただ、私は当初からどうにもインティーの「脇に食い込むような感じ」が気になっていました。
着用とともに慣れてはきますし、この手のインナーを使用することの多い女性に言わせると「そういうものだよ」ということだったのですが、違和感が完全に消えることはなく、これがインティー普及の最大の障壁になるのでは?と思っていたのですね。
サイズを上げてみても、解消されず…。
で、実はこれスリーブレスタイプに顕著で、ハーフスリーブタイプに変えるとほぼ気にならなくなります。
何だそんなことだったのか…という感じですが。
Tシャツの中に着るならタンクトップ、というイメージが私にはあったのでスリーブレスばかり最初買ってしまったのですが、どうせ見えないし(どちらも不格好過ぎて人に見せるもんじゃあありませんしね…)、ハーフスリーブタイプで全く問題ないでしょう。
感じる暑さもそこまで変わらないどころか、脇への食い込みがない分、より涼しくさえ感じます。
さらにサイズを上げると脇の違和感は全く気にならなくなります。
今はビッグシルエットの流れの中でTシャツもどんどん大型化しているので、インティーのサイズを上げてもさして問題ないでしょう。
それで脇パットが機能しなくなるなどということはありません。
ただちょっと首元からインティーが見えやすくなるかも…くらいです。
綿リッチに変わって本当に着心地が快適になりましたし、何ならオールシーズン使いたいと思うくらいですね。
インティーは汗染みを防止して見た目的にも爽やかさをキープ出来るというメリットもありますが、最大のウリは洗濯を簡易化出来ることにあると思います。
大量に汗を直接吸わせたTシャツは、丁寧に予洗いなど下準備をする必要があります。(私は最近は超音波クリーナーを使っています)
無地Tシャツにシミを作らずに真っ白なまま着る方法、Tシャツの洗濯を攻略!Tシャツの洗濯で絶対やってはいけないことって? - ナルシストで何が悪い?
買って良かった!2018年のベストメンズ美容家電&衣類ケア家電! - ナルシストで何が悪い?
最近はこういった物が出てきたり、そもそも洗剤が高性能化しているので、かなり負担は軽くなったのですが、それでもなかなかTシャツの予洗いを徹底出来るというメンズは少ないでしょう…。
インティーは汗のほとんどをインティー自身が吸ってくれるので、こうした洗濯の負担はかなり軽減されるはずです。
頑張って買った、大切なTシャツは絶対にインティーを下に着たいものです。
ZOZOTOWNも取扱を始めてくれたので、入手がラクになりました。
(「衛生商品」ですから返品は出来ません。)
夏のシャツのインナーなら、強撚仕様のコレ!
インティーはTシャツのみならず、シャツでも使用可能。
と言うより、元々シャツで使用されていた機能性インナーをTシャツにも…という発想の転換で売り出した商品ですからね。
ただ先程紹介したインティーの綿リッチタイプだと、シャツでは若干不安なのです。
というのも綿の割合が多いために、汗を吸い取りやすく、それがシャツまで響いてしまうことが多いんですね。
クーラーの効いた部屋なら何ら問題は無いのですが…。
私は夏でもリサーチのためにお店を廻るのですが、炎天下の中で歩き回るのに適したシャツインナーはコレです。
グンゼのメンズ向け上位ライン、SEEK(シーク)の「強撚カットオフUネックTシャツ」。
実は形はインティーとほぼ同じ、そして素材も「綿55%、ポリエステル35%、ポリウレタン10%」と、綿の割合もインティーのコットンリッチタイプと同じ。
しかしその素材感はインティーとは全く異なり、「強撚」、つまり通常よりも撚(よ)りを掛けた糸を使うことによって、ドライ感を強調しています。
基本的に撚れば撚るほど、耐久性が上がり、また繊維の毛羽立ちが減って肌離れが良くなるとされています。
これにより、汗染みをシャツにギリギリまで響かせません。
インティーと同じように、脇パットが仕込まれているのも大きいですね。
(ハーフスリーブタイプですから、こちらも脇への食い込みは全く気になりませんよ。)
こちらはグンゼストアで売っています。
【強撚カットオフ】UネックTシャツ(U首・袖短め・脇パッド対応)【公式通販】グンゼストア
9月はシャツの季節で、早く長袖シャツを下ろしたい!と思っている人も多いかもしれませんが、コレを使えばちょっと早く長袖シャツが着れるかもしれません。
涼しくなってきたら、シャツのインナーにはコレがベスト!
もう少し涼しくなって、汗の心配をほとんどことが無くなったら、あるいはクーラーの効いた部屋などでの着用を想定するなら、以前も紹介したコレがシャツのインナーにはベストです。
前記グンゼのメンズ向け上位ライン、SEEK(シーク)の「プレミアムオーガニックコットン VネックTシャツ」。
こちらは脇パットはありません。
厚み的にシャツのシルエットにカットソーが響かないとか、ボタンを開けても見えないネックなどシャツインナーとしてのきちんと設計されつつ、「アルティメイトピマ」という最高の肌触りを持つ高級綿で作られたカットソーです。
シャツのインナー向けに作られたカットソーは数あれど、なかなか上質な綿100%のものとなると結構少ないものなのです。
完全にシャツのインナー向けに作られたカットソーとしてはコレが最高ですね。
私はインナーを見せたくない時のシャツのインナーとして、年中コレばかり着ています。
インナー専用品としてはちょっと高いですが、完全に元は取ったなと。
またこれのライトグレーは、シャツを脱いで見えてもあまり恥ずかくないかと思います。
こちらもグンゼストアや、伊勢丹メンズ館の肌着売場などに売っていますよ。
【プレミアムオーガニックコットン】VネックTシャツ(V首)【公式通販】グンゼストア