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無印良品の新生冬用機能性インナー「あったか綿」シリーズ、打倒ユニクロ・ヒートテックに天然素材100%で勝負!本当に温かいの?

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無印良品の新生冬用機能性インナー「あったか綿」シリーズ、打倒ユニクロ・ヒートテックに天然素材100%で勝負!本当に温かいの?

 

 

 無印良品が22年秋冬で一大プロジェクトとして仕掛けてきたのが、冬用機能性インナーの「あったか綿」シリーズです。

 

 

あったか綿、新登場。 | 無印良品

 

「あったか綿」「あったか綿厚手」「あったか綿ウール」と生地の厚さや素材構成を変え、価格も3段階(990円、1490円、1990円)から選べるシリーズになっています。

 

そのウリは、「あったか綿厚手」「あったか綿ウール」に関しては天然素材100%である、ということ。

 

 

ユニクロのヒートテックは、アイテムにもよりますが、基本は化繊素材メインであることを考えると、天然素材100%は大きなウリになりますよね。

 

問題は…そう、本当に暖かいの?ということ。

ヒートテックと比べてどっちが良いの?ということではないでしょうか。

 

 

※こちらのページに冬インナーをまとめています

無印良品以外のオススメ冬インナーも一気に見たい方はこちらを御覧ください

www.narcisman.com


綿なのに暖かいあったか綿!下着っぽくないし、ロンTとしても優秀!

 

 結論から言うと、無印のあったか綿…あたたかいです!

 

ただ、機能性インナー全てに言えることですが、じっとしていたら…ほとんど暖かくはありません。

 

機能性インナーの仕組みは、そのほとんどが「吸湿発熱」

 

身体が無意識に常時出している水分を利用して発熱するという仕組み。

ただ、じっとしているときはその量はたかが知れていますから、ほとんど温かくない。

 

逆に、例えば歩き回るなどすれば、より発汗量は増え、そのぶん吸湿発熱も増えて温かい。

これが、ユニクロのヒートテックによく言われる「じっとしていると大して温かくないくせに、動くと暑い」現象です(動くともはや暑くて、オーバーヒートと呼んでいます)。

 

着た途端にあたたか~い!なんて服は、大抵の場合は分厚かったり、何らか空気を蓄える力が大きい=熱を蓄える力が大きい、というだけです。

 

だからこの手の発熱性を謳うインナーに過度に期待しては駄目!と思っていたのですが。


ちょっとなめてた…。

家に居たら暖房を付けたくなるほど肌寒いなという日にこのあったか綿を着て外を歩いたり、地下鉄や商業施設に入ったりすると暑過ぎるほど。

 

あったか綿、恐るべし…ただのコットンインナーと思わない方が良いです。

 

3種類のうち、最もオススメは真ん中の価格(1490円)の「あったか綿厚手」(ハイネックタイプとクルーネックタイプがあります)。

こちらはコットン100%。

 

厚手、と言いつつ、インナー用Tシャツとしては普通〜ほんの少し厚みを感じる程度。

 

上に着たものに響きにくく、ちょうど良い厚みです。

 

無印良品は昨年までも温かいインナーシリーズをリリースしていたのですが、昨年までとの違いとしては身幅などに余裕を持たせていること。

身体にピシッと密着するような、インナーインナーしたようなタイプでは無くなりました。

 

無印良品  あったか綿 厚手 ハイネック長袖Tシャツ

あったか綿 厚手 ハイネック長袖Tシャツ

あったか綿 厚手 ハイネック長袖Tシャツ

 

172cm  サイズXL着用

 

旧商品である「綿とウールで真冬もあったか」シリーズなどはもっとピッチリとしていましたからね。

なんとなく身体にめちゃくちゃ密着していたほうが温かいように感じますが、それは身体の熱で膨らむダウンなどの話であって、インナーでピッチリしているとリラックスフィットが浸透した現在は不快なだけなので…。

この手の機能性インナーと言うと、「絶対に見えてはいけないもの」でしたが、ピッチリしていないことで、何らかの形で見えても全く恥ずかしいものではなくなりましたし。

 

※ただしダークグレーとダークネイビーの色味はかなりイマイチです、この2色を見せるのは推奨しません


ハイネックタイプは、何ならトップスの首元からのぞかせてもOK。

 

 

 

もちろん全面的に見せて良さが出るアイテムでは無いものの、見えても恥ずかしくないし、機能性インナーとロンTの重ね着などしなくて良いので、シンプルに冬の装いを完結出来るんですよね。

 

また最近のパンツ・ボトムスは、タックインを前提としたようなハイウエストに穿くタイプのものが全盛。

 

 

こういったパンツを穿く際、トップスをタックインするスタイルを必ずしもする必要は無いのですが、一番下に着たインナーだけはタックインしないと、パンツの生地がお腹に当たってしまって不快。


だから一番下のインナーはタックインするのですが、その際にインナーの着丈が短いと着用しているうちにズレてきてしまって。

 

このシリーズは着丈もしっかり長めなので、そこも良いんですよね。

 

 

シンプルなクルーネックタイプも、下着感は控えめ。

 

無印良品 あったか綿 厚手 クルーネック長袖Tシャツ

あったか綿 厚手 クルーネック長袖Tシャツ

あったか綿 厚手 クルーネック長袖Tシャツ

 

ユニクロの「ヒートテック・極暖」なども、見えても恥ずかしくない、ロンTとしてもそこそこ優秀なアイテムですが、あったか綿・厚手もなかなかです。


天然素材100%であることのメリットは様々ありますが、「変な汗をかかない」というのは一番大きいかなと。


天然素材は放湿性にも優れるので、前述したように冬でも動いたり、暑いところに行ったりして汗をかくような状況でも蒸れにくく、不快な状況が長続きしづらい。


化繊の冬用機能性インナーが怖いのはここなんですよね…。

ウールほどではないにせよ、化繊インナーに比べると汗が匂いづらいのも良いところかなと。

 

これは個人差あるので何ともですが、化繊素材と比べて、肌の油分を過剰に吸収することのない綿は、乾燥しがちな冬の肌にやさしい素材であると、無印はアピールしています。


私は乾燥肌ではないので、そこの差はちょっと分からないのですが、化繊と天然素材であれば、肌と密着させていてどちらが良いか?というのは分かりやすいところかなと。

 

あとは静電気!

私は冬ありとあらゆるところでバチバチ言っている人間なのですが、静電気は化繊に比べて確実に起きづらいのは良いところですね。

 

またそのまま部屋着、寝巻きに出来るのも良い。

もし火災が発生したときには、化繊の服を着ていると着火した際に肌に張り付いてしまいます。

 

火を使って料理をしたり、就寝時には天然素材のものを着用するようにしたいところです。

 

この無印の「あったか綿 厚手」は、他メーカーの機能性インナーを含めても、総合的に見てこの冬一番オススメしたいアイテムの一つでしたね。

 

 

さて、このコットン100%の「あったか綿 厚手」で十分満足出来ますが、1990円の「あったか綿ウール」(ハイネックタイプ、クルーネックタイプがあります)も良品です。

 

無印良品 あったか綿ウール  クルーネック長袖Tシャツ

あったか綿ウール クルーネック長袖Tシャツ

あったか綿ウール クルーネック長袖Tシャツ

 

 

172cm  サイズXL着用

 

こちらは、コットン92%にウールが8%とウールが入っており、あったか綿・厚手から厚みも増します。


ただ目に見えて極厚になる、とかではないのでそこは注意したいですね。

ユニクロのヒートテック・超極暖と同じか、ほんの少し厚い程度です。

 

こちらは無印の用途で言うと、「極寒時に対応」とのことですが、正直そこまでめちゃくちゃ温かい…とかではないので。

 

そもそも極寒時にはインナーだけではどうしようもならず、上に着るスウェットやニット、さらにはアウターが重要になってきますからね。

あまりコットン100の厚手とインナーだけ交換して温かさが変わる、といったことはないと思います。

 

またちょっと気になるのは、レビューで「首元がよれやすい」という声が複数上がっているところ。

 

私は複数回普通に洗濯しても何も無かったのですが、こればかりは洗濯方法や使う洗濯機などにもよりますし、何とも言えないところ。

ただ複数声が上がっていることからすると、よれやすいところはあるかもしれません。


悪い商品では全然無いのですが、あったか綿・厚手が良いアイテムなので、500円プラスしてこちらを買うメリットはあまり感じないかな…というのも正直なところ。

あったか綿・厚手はもう何枚でも欲しいんですけどね。

 

少しでも温かい方が良い!という人向けでしょうか。

 

厚手でもウール混でもない、シンプルな「あったか綿」は、かなり薄手。

 

無印良品 あったか綿 Vネック長袖Tシャツ

あったか綿 Vネック長袖Tシャツ

あったか綿 Vネック長袖Tシャツ

 

172cm  サイズXL着用

 

あったか綿・薄手と表記しても良いんじゃないの?と言うくらい、他の2タイプと比べると急に薄いですね。

 

こちらはコットン82%、レーヨン11%、ポリウレタン7%という素材。


薄手だけにあまり温かさは感じづらいですね。

 

薄手のインナーもそれはそれで需要はあるものの、あまり他とくらべて強みらしい強みも強調しづらいかな…。

 

というわけで無印良品のあったか綿シリーズは、真ん中の「あったか綿 厚手」が一番オススメなのです。

 

実はインナーより重要!?レギンス・タイツこそ天然素材が良い理由

 

 ここ2年だけでも、もうかれこれ数十枚機能性インナーを試している私ですが、正直インナーに出来ることって限界があると思っています。

 

温かさに関してはインナーよりも、その上に着るスウェットやニット、フリースなどの方がよほど大事。

 

ただインナーは着心地には直結するので、着心地の良いもの、肌触りの良いものを選べば良いと思います。

様々な観点から批判されやすいヒートテックなんかも、肌当たりが気にならないなら全然良いと思いますし。


ウールインナーはチクチク感がどうしても気になるっていう人もいますしね。

私などは、本当によほど寒い時以外、何も着ていない感じが気に入って、外出時にはグンゼのインティーを秋冬でもよく着ていますしね。

 

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さて、年が明けて、本格的な寒さがやってきたとき、トップスのインナーよりも大事になってくるのが、レギンス・タイツです。

 

こちらは「あったか綿厚手」「あったか綿ウール」でそれぞれラインナップされています。

 

無印良品 あったか綿 厚手 ロングタイツ

あったか綿 厚手 ロングタイツ

あったか綿 厚手 ロングタイツ

 

基本、パンツの重ね着って出来ませんからね。

 

で、パンツは天然素材が良いんだな…と思った出来事がありまして。

 

いつも着用画像のモデルを務めてくれている子が、ヒートテックのタイツを穿いていたのですが、パンツのシルエットが変わってしまったことがあって。

 

すごく落ち感があって、綺麗なシルエットのパンツだなと思っていたのに、その落ち感が全然出なくて、あれ?と思ったのですが、ヒートテックタイツの静電気が原因だったんですよね。

 

もちろんパンツとの相性もありますが、こういうことがあるので、できればレギンスやタイツは静電気の起きづらい天然素材がベター。

 

前述の通り、ウールのものはチクチク感が気になる…という人もいますから、コットン系の天然素材100%でバリエーションがあるのは嬉しいところです。

 

サイズをほぼ自由自在に選べるのも良いですし。

 

寒くなってきて、ニット買わなきゃ、ダウン買わなきゃ…それも分かるのですが、手っ取り早く効果があるのはレギンス・タイツですよ。

 

メンズはレギンス・タイツに抵抗感ある人多いですが、メンズこそ見える心配が無いものなのでオススメです。