どーもナル男です!今日もメンズファッションについてブログ書いていきますよ!
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ところで今、Amazonでan・anの予約数がとてつもないことになっているらしいですね!
どうやら男子フィギュアの羽生結弦選手が表紙、スペシャルインタビュー、スペシャブック、特大ポスター付き!なのが理由のようです。
雑誌不況の中すごいですね。
もともと絶大な人気な上に、300点超えを果たして「神」と化した今ですからね。
いやーベストなタイミングってこういうのを言うんでしょうね。
僕も前はたまにan・an買ってたんですけど、今回買ってレビューしようかな?
何の話だ笑
本日は、個別アイテム考察、セレクトショップ編②です。
まだ見てない人はセレクトショップ編①を見て下さいね!
「ジャケットのようなPコート」ならSHIPS JET BLUE
出典 マルイ楽天市場 ピーコートSHIPS JET BLUE: メルトンピーコート15FW/シップス ジェット ブルー
セレクトショップ編①で、セレクトショップのPコートはユナイテッドアローズ
beauty & youth のモノが1つ基準になると述べました。
そこから方向性・嗜好によって、オススメする物が変わる感じですね。
そしてもし、スーツの上からの用途などを全く考えておらず、かつ
「ジャケットのように気楽にPコートを着たい」と考えるならば、beauty & youthよりもSHIPS JET BLUEをオススメします。
シップスジェットブルーは、「SHIPS」のカジュアル・若者向けライン。
「ユナイテッドアローズ」の「beauty & youth」ラインと一緒、と考えてもらえればOKです。
出典 zozotown http://zozo.jp/shop/shipsjetblue/goods-sale/8165489/?did=21577444
(シップスジェットブルー) SHIPS JET BLUE JB:PEA COAT 15AW 124460029 78 Navy2 L
- 出版社/メーカー: SHIPS JET BLUE(シップスジェットブルー)
- メディア: ウェア&シューズ
- この商品を含むブログを見る
何故か着用画像にパッとするものがあまりないのですが…(使わせてもらってるくせに本当にすみません…)
あまり「コート」という佇まいはなく、「ジャケット」の延長線上に有る気がしますね。この2つの違いが何だ?と言われると困りますが、とにかく軽い着心地というか、サラッと着ることが出来るのがこれです。
代わりに?コートの重厚感みたいなものはあまり無いですね。
別に生地がペラペラとかそういう意味じゃないです、雰囲気の話。
わかりやすく?言うと…
色々レベルが違いすぎて、比べるべくも無いのですが、ATTACHMENTのPコートを
「ジャケットのようだ」「ジャケットのようだ」と繰り返し表現しているんですが、このPコートもATTACHMENTPコートの「系譜」に属している気がします。
ATTACHMENTのPコートとは、レベルが違うと言っても2万5000円のPコートとしてはかなり頑張っています。
まず、生地は国内産のモノを使用。
タグも貼ってありますし、店員さんも繰り返しアピールしていました。
出典 ships online shop http://onlineshop.shipsltd.co.jp/shop/shipsjetblue/goodssale.html?gid=8165489&pl_on=14
まあ国内産だから必ず良いとは限らないですし、今回のセレクトショップ編で紹介する3万円超えのコートに勝っているか?と言われると
そんなことは無いわけですが…そりゃあね。
この価格帯としては非常に頑張っていると表現させてください。ただちょっと毛羽立ちやすそうだったかな?
「ソフト」な感じなんですよね。そこでそう感じたのかもしれませんが。
ちなみにこのタグ、もし買われた場合は、着る前に切り取ってくださいね…。
さらにこの価格帯なのに、裏地が「キルティング仕様」で中綿が入っているので、防寒性の向上も図られています。
コートの重厚感は無く、着るとメチャクチャ暖かい!というわけではないのですが、その反面これは防寒性全然無いな、という代物でもないのです。
最近は安くて良い服、がやたら氾濫してますが、2万円中盤くらいまでのコートでここまで頑張っているのも珍しい気がします。
2万円以下のコートとなると明らかにどこか致命的に足りないですからね。
もっと上の価格帯のモノと比べるとディティール面で確かに足りないところはたくさん有るのですが、この値段(25000円)としては、致命的な欠点が見当たらずかなり頑張っていると思います。
はっきり言って2万円以下のPコートは、物足りないものばかりですし、それならもう少しだけ頑張ってコレを買ってほしいなと思いました。
過去の記事でも言及していますが、コスパというのは使う人が決めるわけで、あまりコスパコスパ言うのは好きではないんですが。
コストパフォーマンスの高い商品であるのは間違いなさそうです。
唯一、好みが分かれそうなのがボタンでしょうか?
出典 zozo town http://zozo.jp/shop/shipsjetblue/goods-sale/8165489/?did=21577444
わかりますかね?SHIPS JET BLUEと、印字されてしまっているんですね。
これをどう捉えるか?
Pコートはボタンも目立つアイテムではあるので、注意しておきたいですね。
主張しすぎていない、見方によっては逆にオシャレと言えなくもないディティールなので、好みでしょう。
ナル男は嫌いではないですが、前身頃だけでなく、全てのボタンにこれが施されているので、そこは注意です。
※ここから追記 どうやら期間限定で今週末からこれ、セールにかかっているようです!
30%OFFで¥18,144、2万円切り…。
正直その価格なら非常にオススメですが、両刃の刃として「返品が出来ない」所が多そうです。
出来れば試着して欲しいですね…。
「ジャケットのような」シルエット・佇まい、生地感、それからボタンを始めとしたディティールで、好みが分かれそうなアイテムなので。
元から高くなかった値段がさらに、ここまで下がると「値段と質とのバランス」ではかなりオススメなのですが、洋服はそこだけで選ぶものではないですからね。
ブラックとネイビーどっちなのかも含めて、吟味してもらいたかったですし…。
しかしこういう商品がこの時期SALEとかいくらなんでも早すぎませんか?
昨今のアパレルを取り巻く状況悪化からでしょうか。
消費者側も嬉しいを通り越して焦らされちゃいますよね…。
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今季らしさなら…かなりオススメしたいジャーナルスタンダード
出典 select square http://www.selectsquare.com/journalstandard/g2404398/
おそらく「ネットショッピングでどれかを選べ」と言われれば全力でスルーしていただろうこのPコート…。
ネット上で見ているだけなら到底良いとは思えないと思います。
それが、まさかナル男が「個人的に一番オススメしたいセレクトショップPコート」になるとは…。
ラックに並んでいるのを遠目に見ても、それほど良いとは思わなかったんですが、着てみるとすごく良い!
まず着丈がミドルに近く、今季っぽさを感じます。
そして生地感。肉厚で重厚感が有り、表面がカルゼ調(斜めの織り模様がうっすらと見える生地)になっていて高級感があるんですね。
出典 select square http://www.selectsquare.com/journalstandard/g2404398/
このカルゼ調の生地を使ったPコートというど、FACTOTUMのモノが有名なのですが、それを思い出す質感。
これは間近で見ないとわかりません。
適度な「ゆるさ」が今季っぽいのに、かといって前を開けて着てもダボッとするわけではない。
着丈×ゆるさのバランスがナル男的には、絶妙でしたね。
ナル男が買うとしたら、コレでした。
黒スキニーで試着したんですが、トップスちょっとゆるめ×ボトムスタイトでかなりバランスが良かったです。
そのシルエットバランスの良さを、表現できているネット媒体がないんですよね…。
ちょっと着用画像で良いのがなさ過ぎる。。。
出典 wear http://wear.jp/zozost2525/coordinate/5507983/
これも下に厚手のスウェットパーカーとか着てしまっていて、シルエットよくわからなくなっていますし。
場合によっては「短くも長くもない中途半端な着丈」と評されてしまうおそれもありますが。
決して着こなしやすいとは言いませんが、とりあえずネットの画像にいい意味で騙されるので着てみて欲しいですね。
ネットでもう一回見ると、やっぱり良く思えないので、気のせいじゃないか、念のため2回も試着しに行ってしまいました笑
やっぱり良かったですよ。
一度目の試着の際に、店員さんから「スーツの上に着てもいいですしね」と言われたのですがナル男的には「いやこれは流石にスーツは入らないだろう…」と思ったので
二度目の時に別の店員さんに「これってスーツの上から着れますかね?」と聞いてみると「いやそういう風には作っていないので、無理でしょう」とはっきり。
というわけでナル男も含めて2対1で、「スーツの上からは着れない」という結論になったので、そこは注意です。
もう一点気になるのはボタンですね…。
ご覧のとおり白い顔料で「イカリ」がデザインされてしまっています。
Pコートは「海軍」に由来するものですから、これが変でもなんでも無いんです。
学生のPコートにもよくある↓こういう安っぽいモノとも一線を画していますし。
ただ、ATTACHMENTのメタルボタンをはじめ、ミニマルなPコートのボタンに慣れ親しんできたナル男としては「要らないディティール」に見えちゃうなあ…。
わざわざボタンの上に白い顔料でオーバーコートしているので、その分手間が掛かっている「こだわり」なのですが。
近くで見ないと目立たないようにはなっているんですけどね。
ナル男が気になったのはそこだけですね。
あとは個人的に値段とのバランスを考えても、かなり良かったです。
ジャーナルスタンダードの「Pコートに対するこだわり」みたいなものを感じましたね。
かなり良作なのですが、着画が悪いので、おそらくSALE行きになるんではないでしょうか?
それまでに一度着て欲しいですね。
セカンドアウターにもぴったりだと思いますよ。
安さ、ならナノ・ユニバースだが…
出典 http://www.selectsquare.com/nanouniverse/g2387285/
セレクトショップのメインラインで、かつweb限定でもなく唯一2万円を切るナノ・ユニバースのPコート。
うーんまず生地感が安っぽい。安いので仕方ないとはいえ、もう5千円積めばかなり頑張っているSHIPS JET BLUEを見た後だけに、これはかなり…。
シルエットもタイト&コンパクトでまとまってはいるんですが、それだけなんですよね。
ディティールも全て物足りない。
強いて強調するなら、「中綿の”Solar Touch”(ソーラタッチ)が太陽熱を熱エネルギーに変換させ、保温性を促進」という点くらいでしょうか…。
うーん、これならSHIPS JET BLUEの方が5千円高いとはいえ圧倒的にオススメになってしまいます。
ナノ・ユニバースは、セレクトショップの中ではカジュアルラインの価格を下げて、ファストファッション化することによってファストファッションに対抗する道を模索しているように感じるのですが、あまり安っぽいアイテムを量産していると、セレクトショップだから、と見てもらえなくなってしまう気がします。
ナノ・ユニバースの今季アウターは「西川ダウン」一択なのでしょう。
こちらは前に記事で書きましたが、間違いないです。
この価格帯では最上級のダウンジャケットを作っています。
※Amazonに西川ダウン、G2ジャケット入荷してます!
今なら全サイズ試せるので、オススメです。
セレクトショップ編まとめ
いつもナル男は「試着の大切さ」を強調しているのですが、今回は特にそれを思い知らされることになりました。
数値上ではそんなに大きく感じないアイテムが、着てみるとダボダボに感じたり、着用画像を見る限りあまり良いとは到底思えないアイテムが良かったり。
やっぱり洋服は、着てみないと分からないですね。
ネット上では、「自分に合うかどうか」はもちろん「そのアイテムの本当の姿」も分からないなと。
これって当たり前のように感じるかもしれないんですけど、ある程度洋服に詳しくなってくると、逆にだんだん出来なくなってくるんですよ。
試着するって、やっぱりどういう方法にしてもめんどくさいですし。
ネットで数値や画像を見ただけで分かるって、だんだんそう思い上がるようになるんです…。
また、逆に着ないとよく分からない、というのはまだまだネットに対する対策が甘いなと感じますね。
今やネットの客がメイン、くらいに捉えないと。
モノは良いのにネット上の着用画像が悪いが故に、売れ残りそうに感じるアイテムもありましたし。
AmazonやZOZOTOWNが、ショップにアクセスしづらい方にも自宅での試着が出来るようなシステム整備を進めていますが、やはり「めんどくささの壁」を乗り越える情報提供は最低限必要です。
着てみないと分からない、というなら、全てのアイテムを自宅に送ってもらって試着することになってしまいます。
それは無理でしょう。
下の価格帯から猛烈な勢いで攻勢を受けて、それに「良いモノを作る」ことで対抗して欲しいと願うとともに、もうちょっと伝え方あるんじゃないかな?とも思いましたね。
このあとドメブラ編を1、2記事リリースしてこのPコート特集は終わりとなります。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです♪
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Pコート特集!