ユニクロU2019SS本格始動の前に、先行リリースされたアイテム有り。その中でも注目は今すぐ使いたいインナーダウン!リーズナブルな価格帯での決定版存在になれる?
2月1日から本格スタートとなるユニクロU2019SSですが、これに先行して今週からTシャツ、パーカー、スウェットシャツ、そしてインナーダウンが既にリリースされています。
正直パーカー類は、改善点も見られたのですが、あまり良い色が無くて、少なくとも今すぐに買うべきという物ではなさそう…。
それよりも今の季節の即戦力として注目したいのが、新型インナーダウンになります。
西川ダウン新色リリースも…選択肢が限られてきた18-19ダウンジャケット戦線
いよいよ選択肢が限られてきたのがダウンジャケット。
昨年発売され、リーズナブルな価格で出来の良かった無印良品のダウンブルゾンは全国的に完売。
こちらも昨年発売された中価格帯では一番にオススメさせていただいていたBEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS の 「"小松マテーレ" ナイロン ダウンジャケット」、ダークグリーンもオンライン上ではほぼ完売状態で、あとはわずかに店頭分があるのみに…。
ナノ・ユニバース、西川ダウン「G2」には、先日新カラーのカーキが投入されました。
nano・universe 西川ダウン G2ジャケット ナノユニバース
楽天ブランドアベニューでは、リリース直後にも関わらずいきなり定価のほぼ半額近くがポイントで還元されるという投げ売り状態になっています。
(それ以外にも、ほぼすべての西川ダウンのシーズン最後の売り切りが始まっている感じ。)
ところが複数のナノ・ユニバース店舗を周り、問い合わせもしたのですが店頭には姿がナシ…。
どうやらこの西川ダウンの新カラー、オンライン、それも楽天ブランドアベニュー限定で実物を店頭で見ることは出来ないようなのです。
これをオンラインで買うとなると、なかなかギャンブルになってしまいますね…。
納得できないダウンジャケットを買うくらいなら…ということで、以前紹介した無印良品のジップアップベストに続いて、コートの防寒性をアップさせるためにユニクロU2019SSから先行リリースされているインナーダウンの出来を速報リポートしましょう!
決定版無きリーズナブルなインナーダウン、ユニクロU2019の新作は?
以前から言っているのですが、インナーダウンはなかなかリーズナブルな価格帯でコレ!というものがないアイテム。
現状1万円以上の価格帯だと、値段とクオリティのバランスでナンガ×アーバンリサーチのものが一番良いと思いますが、それでも決定版とは言えず…。
NANGA×URBAN RESEARCH iD INNER DOWN CARDIGAN URBAN RESEARCH
実は3万円を超えてくるような、比較的高価格帯でも、ダウンとしての性能はともかく見た目まで良いインナーダウンというものはほとんど見つからなかったりするのです。
どうしても、コートとあわせると野暮ったく感じさせてしまうものが多く…。
かと言って5000円前後の価格帯となると、ユニクロ通常ラインのウルトラライトダウンや無印良品のインナーダウンにはお世辞にも高級感があるとは言えず…。
寒いから、仕方なく…という感じで着ている人も多いはず。
しかし、ユニクロU2019SSの先行アイテムとして出た新型インナーダウン、コレが結構良い出来なのです。
正式名称は、「ウルトラライトダウンブルゾン」ですが、完全にコートの下などに着るインナーダウンを意識して、薄手に作られたもの。
「インナーダウンとしても使える」とオンラインの解説にはありますが、むしろインナーダウンとしてしか使えず、アウターとしてのブルゾンにはなりません。
「こんな薄くて本当に暖かくなるのか?」と不安になるかもしれませんが、熱を発する身体と密着すると膨らむ羽毛は、空気の断熱層を作ってくれるのです。
あると無いでは確実に温かさが違ってきます。
あとはコートで風を防げば良い、というわけ。
さて、このウルトラライトダウンブルゾン、従来のウルトラライトダウンとはかなり異なるアイテムになっています。
大きなところでは、「オニオンステッチ」と言われるステッチに変更されており、従来のウルトラライトダウンとは見え方が激変。
高級感が出た!とまでは言いませんが、かなり見た目上のデザインが改善されています。
エリもノーカラーではなくリブタイプですが、ほとんど目立たず。
黒に関してはウルトラライトダウン特有の安っぽいツヤ感が抑えられているので、良い意味で目立たずに、コートの防寒性をだけをアップする「黒子」に徹してくれます。
前回紹介した無印良品のフリースベストとの違いは、フリースベストが「見せる」タイプであるのに対し、こちらのインナーダウンは「見せない」タイプ。
コートの雰囲気をなるべく崩したくない場合はコチラということになるでしょう。
また、防寒としては首元が弱点となるため、マフラーなどで補完が必要です。
薄手かつアームも細身なので、コートに「響く」こともなく、よほどタイトなコートで無ければ着ぶくれの心配もほとんどナシ。
またボタンで留めるタイプから、ジップタイプに変更されており、よりスタイリッシュに。
高級インナーダウンにも多いボタンタイプですし、一概にダメというわけではないですが、機能的にも見た目的にも、私はジップタイプが好きですね。
ジップ自体には高級感はありませんが、リーズナブルな価格帯のインナーダウンではほとんど見られない、ダブルジップを採用。
ダブルジップだと何が良いの?と言うと、まずは機能面。
下からジップを開けることによって、圧が逃げてくれるのでスッキリ見せてくれますし、座った時などにスソが変にぽっこりと溜まってシルエットが大きく崩れるのを防いでくれます。
外に出て寒ければ、サッと閉めれば良し。
またダブルジップは下のジップを少しあげるだけで、ウエストライン(腰位置)が上がったように見せられる見た目上の効果があります。
着こなし的に少しこなれた印象にもなるため、ジップタイプのインナーダウンの場合は出来ればダブルジップが欲しいところなのですが、これが採用されたのはかなり大きいですね。
ギュッとスソで締め付けられることが無くなるので、この下に着るインナーの選択肢も制約されづらくなります。
無印良品のフリースベストも、ダブルジップさえ付けてくれていれば、もう千円高くても良いのに…。
袖もリブタイプになっており、こちらは逆にギュッと締めてくれるので防寒性アップに。
最近のコートは袖が広がっているタイプが人気ですから、風が入って寒いのですが、それもカバー出来ます。
ポケッタブル仕様なので暖かい昼間などは、畳んで付属のポーチに入れて仕舞えます。
寒くなってきたら、また着る、ということも出来ます。
これによって、昼はポカポカだけれど、夜は冷え込む…という春先まで使えるアイテムになっているかもしれませんね。
重さは驚異の250g(Mサイズ)なので、カバンに入れておいてもそこまで負担にならないでしょう。
かなり至れり尽くせりのバージョンアップが施されており、5000円前後のリーズナブルインナーダウンではこれが頭一つ抜け出していると思います。
前回紹介した無印良品のフリースベストとともに、コートの防寒性をアップさせてこの冬を乗り切る心強いアイテムになりそうです。
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