メンズファッションの中核を担う「アウター」、でも着れる期間が短いのがネック…だからこそ今季ドメスティックブランドから、「間違いない」春アウターを厳選して紹介!とにかく「長く着れる」&「男の最高点を上げてくれる」そんなアウターを。
さて、もう3月も半ばということで、そろそろ春アウターが欲しい!という方も多いのではないでしょうか?
ということで、ドメスティックブランドの2016SSアイテムから、ナル男が春アウターを厳選してお届けします!
着れる期間も短いですし、本当に厳選しました。
実は、結構サイズ欠け、カラー欠けしているアイテムも出てしまっていて、それに関しては本当にすみません…。
(ユニルメのせいです)
まあこれまでも2016SSを各ブランドやアイテムごとに紹介してはいるんですが、こうしてまとめてもっと早く紹介出来ればよかったですね…。
まだ出ていない春アウターもあって、全て出揃ってから、とか考えていたんですが、もう待ってられん!ということで、とりあえずここまでに出たアウターの中から厳選しました。
トレンドのスーベニアジャケット(スカジャン)
出典 http://anythinggoes.jp/?pid=96121906
今月号のファインボーイズ表紙で三浦春馬君が着ているFACTOTUMのベーシックラインであるVallisラインのスカジャン。
それ以外の雑誌でも取り上げられていないものがないくらい、載りまくっています。
Vallis by FACTOTUMのスカジャンは、スーベニアジャケットの記事等でも取り上げたんですが
「刺繍のないミニマルスカジャン」の中では一番良かったというか、群を抜いてました。
スカジャンってそのツヤ感が全て、というところがあって、上品なツヤを出すのが非常に難しいんです。
4万円もするなら当たり前だろ?と思われるからもしれませんが、
3万5000とか、5万円のスカジャンでも「こりゃダメだな」というか、下品なツヤしかなかったりするので…。
(「それがスカジャンだ」、と言われるとそれまでなんですが、我々は『正当なるスカジャン』が着たいわけではないと思うので…。)
先月今月発売の雑誌くらいから本格的にスカジャンアイテムが掲載されていて、誌面上、あるいはネット上では良く思えても、いざ見てみるととてもその金額は出せないよ…
っていうモノが、残念ながら多いアイテムなんです。
出典 http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/br-factotum/1011277
袖の切り返しが白、っていうブランドが多いんですが、ここをシャンパンゴールドにしたのが良いんですよね。
おそらくネット上だと「そんなに抜けて良いか?」って思われると思うんですが、実物のツヤ感を比較してみた時に違いがわかると思います。
「トレンド」のど真ん中を行くアイテムなので、この春着る人も多いとは思うんですが、じゃあトレンドが終わっても着るにはどうしたらいいか?と言うと
やっぱりアイテムの品質がそれに耐えうるものか?という視点で見ていかないと厳しいのかなと思います。
しかし…。
ネイビーはもう完全完売、という感じです。
ネット上ではまず無いですし、当然本店とか伊勢丹とかにもありません。
黒ならまだ僅かにある感じですが、やっぱりネイビーが圧倒的人気なので、 そうなると2色ある状態で選びたかったですよね…。
出典 http://www.jb-voice.co.jp/jackinthebox/2016/01/28/37460/
先月発売のメンズファッジから、各雑誌に掲載されるようになったんですが
もうその前からネイビーについては穴場的なサイトを除いて売り切れていたのでね…。
雑誌への掲載が決定打ではなく、やはり店頭で実物を見た人たちが「これはイイ!」とどんどん売れていったわけです。
まあ一応、「ネイビーに関しては早めのチェックが必要」と前回記述していたんですが、まさかここまでとは…。
ATTACHMENTの物もシンプルで良いんですけど「スカジャンか?」と言われると???で、トレンドを味わう感じではないので。
トレンドを味わいつつ、しっかり質も追求する、と考えるとファクトタムのこの値段は妥当以上の物があり、だからこそシーズン到来前に売れてしまったんでしょうね。
実物を見ると「ああこりゃ欲しくなるわ…」と納得できるアイテム。
出典 http://wear.jp/sewok1359/6231649/
ファインボーイズ表紙のように綺麗なシャツを挟んでもいいですが、
どちらかというと小細工無しでこんな感じでサラッと着て欲しいアイテムです。
今季スカジャンならコレ!というアイテムでした。
正直今一番「コスパ」を感じるブランド
STUDIOUSをドメブラに含めて良いのか?セレクトショップオリジナル=セレオリではないのか?という葛藤が無いわけではないのですが、STUDIOUS自体がドメブラを中心に発展してきたセレクトショップですし
アイテムの雰囲気も含めて、ビューティ&ユースやジャーナルスタンダード等とは明らかに異質で、むしろドメブラのそれを感じるのでこの記事で紹介することにしました。
アイテムに依るのですが、誤解を恐れずに言えば今一番「コスパ」の良いブランドだと感じています。
この場合のコスパというのは当然値段的に安いという意味ではなく、価格以上の価値を持っているのではないか?という意味です。
「コスパ」という言葉をナル男はファッションに持ち込むのはあまり好きではありません。
しかし現実としてナル男も「価格以上の価値のあるモノ」を常に探している、というところがあります。
「ただ安い」だけではなく、しっかりと「ファッションとして男を上げてくれるか?」「平均点や最低点の底上げではなく、最高点を上げてくれるか?」という観点で見ても、価格以上の価値を見出すことが出来るアイテムがあるのがSTUDIOUSなのかなと思います。
(接客が嫌いなスタッフが多いので、悔しいところはあるのですが…)
春のチェスターコートならこれ
出典 https://www.studious-onlinestore.com/products/detail.php?product_id=8840
このチェスターコートは、発売前は「まあ、流行りのカタチをしているだけだろう」くらいに思っていたのですが、実物を見てビックリ。
生地感もペラペラではなくしっかりしており、裏地もほぼ完璧。
シルエットも細身で…。
この値段には後述のようにそれなりの「理由」があるのですが
もはやセレオリクオリティーを超えて、ドメブラクオリティーの領域に限りなく近づきつつあると思います。
秋冬と違って、使える素材的にも「春物を見ただけで高そうと分かるように作る」ということに、どこのブランドも苦労していることをことを思うと
驚異的です。
まあいくら生地感、素材感が良いと言っても生地の素材が「ポリエステル6割、レーヨン3割」。
これによって出している素材感なので、「トロピカルウール」という夏素材のウールメインで作られていることの多いドメブラの春コートと比べるとそこに値段の理由があります。
2万4千円と6万円の差は、そこにきちんとあるんです。
(無かったら6万の方のドメブラは淘汰されてしまいます。)
ちなみに、ポリエステルメインだと、カットソーやシャツはとてもオススメ出来ません。
肌が敏感な人は着用感が良くないですし、変な汗かきます。
シャツやカットソーでは到底オススメ出来ませんが、アウターなら、肌に触れる面積が狭いため、許容性があるかなと思います。
(もしナル男がポリエステルメインのシャツやカットソーを勧め出したら、それはこのサイトは売却されて別人が運営していると思ってください笑)
ユニクロ&ルメールのアウター記事でも述べたのですが、ユニクロのアウターも、1万円~1万五千円のモノとしてはそこそこのクオリティーがあるんですよ。
生地感とか。
でも、やはりシルエット等で色々と難があります。
そういう意味で「買ってもいいとは思うけれどオススメはできない」んです。
値段は安いけれど難易度は高い。
一方STUDIOUSのこのコートはデザインとシルエットが良い分、2万4000円。
確かにユニクロの倍くらいはするけれど、ユニクロのアウターで頭を悩ますよりも、ちょっと頑張って働くか節約してこれを買ってしまったほうが色々「簡単」だったりすると思うんです。
6万円とかの春物コートをおすすめするというのは、コチラとしてもかなり勇気が要りますし、自分自身が購入するとしても正直「痛い」です。
その点これは価格と質のバランス的にとてもオススメです。
(前述の素材だけ、納得できればですけどね。
「素材」と「素材感」・「生地感」は違いますからね)
冬にチェスターコートを着てみて自分にしっくり来た!春もチェスターを着たい!
というのであればなおさらオススメです。
(ステンカラーコートも良かったと言えばよかったんですが、何か生地がヌメヌメしていてあまり好きではありません。)
当たり前ですが、「チェスターコートは似合わない」という人が、無理してでも着るべきではないですけどね。
色はネイビーも良いんですが春らしくライトグレーで行きたいですね。
テーラードジャケットを持っていないなら
上記のチェスターコートも驚いたのですが、さらに驚いたのがこちらのテーラードジャケット。
出典 http://www.studious-onlinestore.com/products/detail.php?product_id=9764
昔STUDIOUSで、聞いてもいないのに「ウチはテーラードジャケットに自信を持ってるんで!」という接客を受けて以降、「言うほどか?」と、むしろ厳しい目で見ているんですが…笑
これはあまり文句が無いです。
今までのように、ただタイトシルエットに作ったというだけではなくて、生地感が良いんです。
(こちらも上記チェスターコートと同じような素材ですが。)
私服で着れるテーラードジャケットを持っていない、というのであればこれをオススメしたいですね。
ただしこちらはさきほどのチェスターコートよりもさらにタイト。
ナル男はチェスターコートはサイズ1で全く窮屈なところは無かったのですが、こちらのテーラードジャケットはサイズ1では窮屈…。
2で綺麗に着れました。
出典 http://www.studious-onlinestore.com/products/detail.php?product_id=9764
このモデルでもアームにシワが寄ってしまっているの分かりますかね?
これは多分、身体に対して小さいんですね…。
こうなってしまうならダメです。やめておきましょう。
一昔前のドメブラ的な、タイトなサイズ感という「厳しさ」を持って作られているので着れる人は限られるかもしれません。
こういう風にピチピチにジャケットを無理矢理着ている人昔はたくさんいましたが今はもうそういう時代じゃありません。
前述のとおり素材は確かにウールでは無いんですが、いきなりウールの5、6万円する
「本物」のサマーウールジャケットを買え、というのもちょっとどうかと思いますし。
テーラードジャケット持っていない人は試して欲しいかな。
もちろんグレーのテーラードジャケットを持っていない、という人の買い足しにも良いと思いますよ。
ちなみに素材的な高級感が一番出ているのがグレーなので、このアイテムに関してはグレーだけがオススメです。
ATTACHMENT、AラインとKラインから「本物」のテーラードジャケットを1つずつ
「テーラードジャケットはずっと使うものだから、やっぱりウールの本物が欲しい」という人にはATTACHMENTの「クールゲートアクアウォッシュトロ 2Bジャケット」を選択肢に入れて欲しいかな。
出典 http://www.essence-web.jp/products/detail.php?product_id=15595
AG-61-202 「クールゲートアクアウォッシュトロ 2Bジャケット」
「トロ」って言われるとマグロ?ってなると思うんですけど(ならねーよ)
「トロピカル」、つまり南国で着られるような夏用の素材ですよ、という意味。
とはいえ、見た目はしっかり「ウールのテーラードジャケット」です。
もちろん生地が秋冬に比べると薄かったり、背抜き(背中に裏地無し)で夏仕様なんですが、袖には裏地があって、ATTACHMENT特有の「アームのライン」が崩れないようになっているんです。
ATTACHMENTのジャケット類は、アームが命ですからね。
実はナル男、2年前にこのジャケットのネイビーを買って未だに愛用しています。
(今季はネイビーは代官山本店限定色に、既に完売)
今とはちょっとカタチが違うんですね。
2年前のモノ
出典 http://www.essence-web.jp/attachment/?m=201402
分かりますかね?2年前の物は、スソが直線的にカットされていて、より「ATTACHMENTらしい」カタチだったのですが、昨年から丸みを帯びて、シルエットも少し緩やかに。
ドメブラの最近の傾向ですが、シャープ感から丸みを帯びて、シルエットは緩やかに…。
「時代」ですかね…。
ちなみにこのクールゲートとはcool gateという、特殊染料技術で、生地表面の温度上昇を抑えてくれるというもの。
素材としてウール100%は保ちつつ、涼しさを確保する工夫が施されています。
ただ持って使っている者として正直なところを言わせてもらうと
「他のウールジャケットよりはマシだけど、夏に着るのは流石に無理!」です笑
夏は脱ぎましょ。汗で服を痛めますし。
販売員ではないので正直に笑
「夏でも使えますよ!」って、それはアンタらが夏でもキンキンに冷えた店内にいるからでしょと笑
逆に言うとそんなに寒々しいジャケットではないので、秋口まで全然着れます。
最近の秋はしばらくの間、夏の延長ですからね。
2年前から1万円近く値上げされているので、まあ、手は出しにくくなりましたが、前述のとおり長く着れるので、長期的に取り戻しましょう笑
ドメブラ買うのに失敗出来ない時代だなあ…。
よくよく考えないとね。
ちょっとATTACHMENTには無くなってきたシャープ感を求めるなら
ATTACHMENT KAZUYUKI KUMAGAI ラインのWz/Liトロピカル ノーカラーJK
出典 http://www.essence-web.jp/escontents/coordinate/22137/
ATTACHMENT KAZUYUKI KUMAGAI ラインのWz/Liトロピカル ノーカラーJK
こちらはウールだけでなく、リネンが混紡されているので前述のクールゲットアクアウォッシュJKと違い「シャリ感」が強いです。
シャリシャリしてます。
そのためより「夏物」の雰囲気が強いです。
なおだからといって本当に夏に着れるかは疑問です笑
出典 http://www.attachment-ec.com/products/detail.php?product_id=1731
こちらは昨季からトレンドの「ノーカラー」。
ラペル無し。
ナル男も最初ノーカラーに抵抗があったんですが、着てみるとシャープ感あって良いんですよね。
トレンドだから、というより本当に形として好きですね。
このまま流行り過ぎず、廃れ過ぎず定番化されないかな~?
昨年秋物ではLAD MUSICIANのノーカラージャケットが良かったんですが、今春はこれが出来が良いですね。
普通のテーラードジャケットより難易度は高いですし、使える期間や場面といった守備範囲も狭そうですが、トレンドが終わっても着れる質は持っている気がします。
ところでこの名前、「Z撚りウール」から来てる「Wz」なわけですけど、これを普通の人は理解出来るんですかね。
一応今回ググったんですけど、意図の「撚り方」にはS撚りとZ撚りがあるらしく
http://www.komatsu-nenshi.org/product.html
撚りの方向は織物の表面の光沢、摩擦係数などに関係しているとのこと。
いやこれ消費者がググらなくちゃいけないっておかしくない?
しかもググってもよくわからないし笑
名前に入れてるのに誰も説明しようとしないのが凄いなおい、とちょっと思います。
まあ普通のテーラードと違って粗野感が強いんだろうなくらいに理解しておけばいいと思います。
これら2つのジャケットは、ポリウレタンが入っていないので末長く使えます。
ナル男も2年前に買ったクールゲートジャケットあと何年も着るつもりですよ。
まあそう考えると1万円くらいのジャケットを1年で着なくなるよりは良いのかなあと無理矢理自分を納得させる。
させないと買えないです流石に笑
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番外編 ATTACHMENTの今年のデニムジャケットどうなの?
ここで小休止、ATTACHMENTのデニムジャケット今年はどうなの?というお話。
実はナル男去年ATTACHMENTのデニムジャケットを購入。
出典 http://rule.shop-pro.jp/?pid=86393000 (ちなみにまだ在庫あり)
ピュアINDセルヴィッチデニム Gジャン ヴィンテージ加工
これがまあアームが細くて、シャープだけど着心地が…っていう代物だったんです。
どんどんキツさが緩和されているATTACHMENTの中でも、昔の面影を残しているというか。
コットン100でストレッチとか全く効いてないので、これをインナーとかにしたら多分ロボットみたいな可動域になります笑
で、今年は流石にかなり緩和されているみたいですね。
出典 http://www.attachment-ec.com/products/detail.php?product_id=1816
個人的には昨年のシルエットのほうがシャープで好きなんですけど、流石にやり過ぎだったのかな笑
ここのデニムジャケットの良さは何と言っても加工が綺麗。
古着だと、綺麗にバランスよく色が落ちていてくれるモノってなかなか無いし、あってもこれみよがしに高値つけてくるじゃないですか?
それなら加工モノをそこそこの値段で手に入れても良いのかなって。
一番言いたいのはサイズ感がかなり変わったよってことなんですけどね。
流行り廃り無く着れそうなマウンテンパーカの決定版
さてさて、かれこれもう紹介するのが計4回目くらい?のLOUNGE LIZARDのマウンテンパーカです。
http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/br-loungelizard/1011382
ナイロングロスグランフードジャケット 5604
ジャケットやコートは、カタチにもよりますが、どうしても「オシャレで着ています」という感じが出てしまい、気軽に羽織れないという人も多いのではないでしょうか?
そんな人が走りがちなのが「ジャンパー・ブルゾン」ですよね。
「キメている感じ」はしないのにどこかサマになる、そんなブルゾンが1着あると、本当に便利です。
その1つの選択肢として有力なマウンテンパーカ。
ただ、マウンテンパーカって、もともと登山用の服なので、そのままだと街着として決してかっこ良くは無いんですよ。
ただディティールは、それこそ「必要だからある」というカタチで、部分部分だけ見るととてもカッコいい、そんなアイテムが以前から存在しているわけです。
出典 http://racostar.jugem.jp/?eid=476
個人的に過去にマウンテンパーカとして欲しい!と思えたのが「スリーブラインドマイス」のモノ。これもLOUNGE LIZARDに由来するブランドである。
ただ、やはりどこか足りない、せっかくのディティールが変に省略されてしまっていたり、サイズ感が大き過ぎてスタイリッシュで無かったり、生地感がクタクタしてしまっていたり、逆にテカテカシャカシャカとスポーティ過ぎたり…。
あるいは値段が高すぎたりとか。
バランスよくリデザインされてお手頃価格のモノも徐々に増えては来ているんですが…
そんなリファインマウンテンパーカの決定版が、今季LOUNGE LIZARDの物です。
LOUNGE LIZARDの過去の物とのタテの比較でも、その他ブランドとの横の比較でもかなりバランスが良い。
今春のLOUNGE LIZARDのマウンテンパーカは発売前に写真を見た時から、これは良いんじゃないか?思っていて。
サイズ感のスタイリッシュさ具合は間違いのないブランドなので
あとは生地感が…。
「ナイロングロスグラン」ってどうなの?と思っていたのですが、むしろその生地感が大当たり。
ナイロンでも、ハリ感とフラット過ぎない僅かな光沢感がとても高級感があります。
これは今季アウターの中で、一番オススメしたい。
LOUNGE LIZARDはアウターをあまり買うべきでないブランドなのですが、今季はアタリが複数あり、その中でも一番がこれです。
出典 http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/br-loungelizard/1011382
色も全部良いからね。カーキだと少しミリタリーっぽく。
出典 http://www.essence-web.jp/products/detail.php?product_id=15594
黒だとミニマル&モードな雰囲気に。
普段の格好にそのまま羽織っただけでも、十分カッコいい着画がとにかく多い。
出典 http://wear.jp/session22/6147833/
個人的にドンピシャのコーディネートがこれ。
ナイロンの風合いと相反するニットと合わせるとバランスがいいですね。
まだ肌寒い時期は、白ニットとめちゃくちゃ相性良いはず。
襟元から始まってディティールに過不足が無く、やアームの細さからくる全体のシルエットの良さ、かと言ってタイト過ぎないので我慢も要らない…。
襟が寝ないで、高めを維持してくれるのも着やすいポイントです。
本店や伊勢丹でももうほぼ残っていないですし、あれだけあったネット上在庫もかなり欠けてきたので、早めにチェックを!
今季一番間違いのないアウターです。
ポリウレタンも入っていないですし、デザイン的にも絶対長く着れますよ。
春アウターは、「長く着れるモノ」という基準で。
ここまで見てきて、やはり春アウターは「長く着れる」というのが一番の基準になるかなと思いますね。
少なくともナル男はそういう視点で見ています。
たとえトレンドモノでも、その視点は欠かせたくないかなあ。
春は短い、どうせあんまり着ないから、安物で良いじゃん?
それも一理あるかもしれないんですがね…一言言いたいんだよ俺は。
「出会いの季節である春に気合入れないでいつ入れるの!?」と。
どうせなら自信が持てる、自分の最高点を上げてくれる服を着たいじゃないですか?
あと、何なら秋も本格的に寒くなるまでは普通に春アウターで過ごすじゃないですか?
(逆に秋アウターで春を過ごす、という人もいると思うんですが、個人的に暑がりなので、逆パターン多いです、冬物にお金掛けたいですし…)
それに「安く済ませるか?」よりも「長く着れる」という基準で選んでいくことで、自身のワードローブが「積み重なって」いくんですよ。
何度も言っていますが、「アウターは消耗品ではない」ですから。
そう考えると「アウターで遊ぶ必要はない」のかなあとも。
「ちょっとおもしろいかも」ではなかなか手が出ないですね。
逆に言うとね、満足できない、つまんないアウター買うくらいならダウンベストとかカーディガンとかで過ごしちゃったほうが良いくらいなんですよ春は。
(地域とかにもよりますけどね)
定番ブランドばかりじゃねえか!と思われた方もいると思うんですが、そういう意図もあります。
後は「春夏は弱い」というブランドもことの外多いのでして…。
そのうちやる
「2016SSドメスティックブランド・インナー編」では遊びゴコロあるものも紹介したいなって思っています。
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