メンズが持てる「気軽なバッグ」って何だろうか? トレンドが「小さいカバン」と「大きなカバン」に別れていく中、バッグのファッションにおける立ち位置も考えておきたい。今欲しいメンズの「ラクなバッグ」とは?ジャムホームメイドのブラックライドトートバッグに待望の「タテ型」登場!
比較的最近ブログで取り上げていない、カバン・バッグ。
トレンドも気になるところですし、質問もよく頂くので、私の考えなども整理しつつ、今オススメのバッグを紹介していきたいと思います。
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便利だし、トレンドだけど、ちょっと待ちたい「メンズの小さいカバン」
バッグは、メンズファッションに欠かせることの出来ない存在です。
コーディネートの完成度を高めることもあれば、ぶち壊してしまうこともあるアイテム。
このバッグに関して
「手ぶらは無理なんだけど、手ぶらに近い、そんなバッグ無いですか?」
そんな質問をよくいただきます。
男はとにかく、出来るだけ荷物を持ちたくない生き物ですよね。
通勤通学ならともかく、休みの日に出掛けるなら極力カバンは持ちたくないのが男の本音でしょう。
私ナル男も、冬であれば「今日はカバン、持ちたくないな、持たなくても良さそうだな」という場合、コートのポケットにいわゆる「小さい財布」とスマホとモバイルバッテリーを忍ばせて、手ぶらで買い物に出かけてしまいます。
冒頭の質問も、要するに小さかったり、軽かったり、持っていて「ラク」なバッグで良いものが無いか?という趣旨でしょう。
まず私の基本的な考えとしては、メンズにおいて「小さいカバン」をファッションとして成立させるのは非常に難しいと考えています。
現在メンズのトレンドバッグとなっているのが、「サコッシュ」。
JAM HOME MADE nonmetal サコッシュ -BLACK DIAMOND-
元々自転車競技で使われていた小さくて、機能的なバッグですが、これを「前掛け」するのが流行中です。
手ぶら、に限りなく近く、ラクなのは間違いありません。
ただし、このような「小さいカバン」を夏にファッションとして成立させるのはなかなか難しいものがありますね…。
どうしても軽装となる夏場はバッグが目立ちすぎて、「ポシェット」のように子供っぽくなってしまいます。
実は秋になって服装が重くなってから、ファッションとしてはしっくりくるようなアイテムだと思っています。
(その頃には今よりバリエーションも増えているでしょうし。)
これまで幾度も小さいバッグはトレンドとして登場しては来ましたが、レディースとは異なりイマイチ定着まで至らなかったのは、
メンズにとって「小さいカバン」をファッションとして成立させるのが難しいからでしょう。
JAM HOME MADE nonmetal デイパック S -BLACK DIAMOND- / リュック
お洒落は我慢だ、なんて言いますが、本当は荷物が少ない時は非常に便利なはずのこれらのバッグが定着しないのは男子の葛藤もあるような気がします。
大きめのバッグトレンドも来ている?二極化するメンズのカバン
実は前述した「小さいカバン」とは対極的に、大きめのショルダーバッグやトートバッグなとが今年の秋モノとして続々リリースされています。
メンズバッグは、「小さい」か「大きい」かになりつつありますね。
Hender Scheme (エンダースキーマ) all purpose shoulder bag [black]
革小物ブランドエンダースキーマの新作ショルダーバッグは、コットン60/ナイロン40(いわゆる「ロクヨン」という、機能性・耐久性に優れたアウトドアでは定番の素材)の生地に
AC加工(アクリルコーティング)を施しパリッとした質感をだした独特の生地感が特徴の大きめバッグ。
見た目よりも大分軽いですね。
値段も手頃ですし、良い意味で非常に簡易な作りのバッグです。
出典 ttps://twelve0492233757.com/cp-bin/eccube/html/products/detail.php?product_id=4395
こちらは、NL(ニール)という小物ブランドが継続的にリリースしている「Joseph」というショルダーバッグ。
超大判サイズでかつ薄い作りとなっており、身体に巻き付くように使用する面白いアイテム。
最新バージョンのこれは、本体はホースレザー、ストラップはナイロン、アタッチメントがプラスチックとなっており、着脱も含めてより機能的に進化しているアイテムです。
今後大型のトート・ショルダーのトレンドが予想されており、小さいか大きいか、メンズのバッグトレンドは真っ二つに分かれていくことになりそうです。
ある程度大きさがあり、軽い、そしてファッション的に中立なモノがオススメ
そんなトレンドも考慮した上で、今私がオススメしたいのはある程度大きさがありつつも、軽く、ラクに使うことが出来るバッグです。
今春購入したのが、JAM HOME MADE(ジャムホームメイド)の「ブラックライドバーティカルトートバッグ」。
JAM HOME MADE ブラックライドバーティカルトートバッグ
これはジャムホームメイドが定番品として出していた 「ブラックライドトートバッグ」のタテ型バージョン。
JAM HOME MADE(ジャムホームメイド)ブラックライドトートバッグ S -BLACK-
元々この価格帯では上位でオススメしたいトートバッグではありましたが、個人的にタテ型は待望。
ヨコ型はヨコ型で、上品な雰囲気が出せるのですが、タテ型だと様々な場面でスッキリと使えるので、よりアクティブに、手軽に持つことが出来ます。
両方使い比べてみると、タテの方がやっぱり使いやすいですね。
あとはヨコ型(Sサイズ)が若干メンズが使う物としては小さいきらいがあるのですが、一回り大きいこのタテ型のサイズはまさにドンピシャ。
(もしヨコ型が欲しい場合は、Mサイズをオススメします。大きくなっても後述の理由でそこまで重くなりません。)
ノートPCもすっきり入れることが出来ます。
バッグトレンドが小さいか大きいか、真っ二つに別れる中でこの大きさのバランスは絶妙に感じます。
底、マチがしっかりしているので、荷物を入れても入れなくてもフォルムが崩れません。
本体生地はPVC(要するに合成皮革)。
その質感を写真で伝えるのは難しいのですが、
表面にエンボス加工を施すことによって、ビニールのようなビカーっとしたツヤではなく、あくまで上品な質感にまとめています。
(ハンドル部分およびフチ部分は本革です。)
流石に本革に見える、とまでは言いませんが、安い合皮特有の質感はありません。
私は基本的には小物類でも何でも本革が好きですし、本革のケアすることで味わいを深めていく楽しさを伝えていきたいと思っているのですが、何もPVC素材などを全否定しているわけではないんです。
特にバッグは、本革である程度の大きさの物を作るとどうしても重い(特に厚みのある牛革)。
その代わり耐久性は高く、分厚い本などを入れても耐えることが出来るんですが、手軽に持ちたい場合には向きません。
このPVC素材はとにかく軽く、雨にも強いですし、汚れてもサッとウェットティッシュなどで拭けるので気軽に持てますね。
PVC素材の宿命で、おそらく2~3年程度が寿命だと思いますが、その時が来るまでは綺麗に使えるでしょう。
全体的にシックでミニマルな作りなので、どんなファッションにも合わせることが出来、今日の格好にこのカバン合わないな…とはならないところも魅力。
このファッション的に中立というか、ニュートラルなバッグであるというのも手軽さという意味では重要な点です。
例えばテーラードジャケットに合うメンズのバッグって実はほとんど無いんですが、こういう物だと違和感無く合わせられますね。
とにかく手軽に、ラクがしたい!というメンズの需要に「小さいカバン」ではなく、応えてくれる物だと思います。
私もいろんな意味で「ラクなカバン」、欲しかったんです。
今回はそれを一番に考えたセレクトです。
とはいえユーティリティ性の高さもかなり高め。
どういうカバンを持ったら良いのか困っている、という方にも是非一度使って欲しいアイテムですね。
ジャムホームメイド公式だと今なら17周年で全商品17%OFF(!)なので、その点でも買い時かなと思います。
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