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セールで手に入れる!ショートパンツやシアサッカーなど「涼しい」パンツ達!

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この夏の超猛暑日を乗り切る!セールで手に入るショートパンツやシアサッカー素材のスラックスなど、「涼しい」パンツ達!

 

 

 

 

 7月も終わりに差し掛かり、続々リリースされる秋冬モノのリポート…と行きたいところなのですが、今年はあまりにも暑い、暑過ぎる…ということもあって、大分企画の変更、軌道修正を行っております。

 

今回は緊急企画としてセールで手に入れる事のできる「涼しい」パンツをお届けしようと思います!

 

まだ間に合うショートパンツもありますよ!

 

 

 

 

 

 

 

メンズ鬼門のショートパンツ…今選ぶべきはワイドタイプ!?

 

 

 

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 何を着ても逃れることは出来ないのではないか?というこの暑さ…。

 

「接触冷感素材」なんてものはありますが、現状水や氷のように本来的な意味で身体を冷やしてくれる服というものが存在しない以上、最も涼しい服とは、「着ていることを感じさせない服」だと思います。

 

 

出来るだけ布面積が少なければ少ないほど良いわけで、半袖半ズボンが一番涼しいわけなんですが、どちらもメンズには鬼門的なアイテム…。

 

先日お伝えしたとおり、半袖シャツは難しいし、同様にショートパンツ、ハーフパンツも難しいアイテムです(少なくともファッション的には)。

 

そしてなかなか良いモノがない。

  

今回はショートパンツ特集というわけではないので、深入りは避けますが、以前解説したようにショートパンツを選ぶ際のポイントは以下のようなものがあります。

 

 

①膝を基準とした丈の長さ

②スソを中心としたサイズ感

③生地感、シワへの対抗力

 

です。

 

①膝を基準とした丈の長さ

 

 ショートパンツの丈の長さは膝位置を基準にすることが多いのですが、数年前からメンズのショートパンツは膝上丈(膝より上の位置にスソが来る丈)がトレンドに。

 

どんどん丈は長めになっていますし、これからも長くなりそうな気配がありますが、まだアイテムの選択肢という意味でも膝上で良いんじゃないでしょうか。

 

背が高くて脚が長い人の場合、膝下丈でもスソから靴まで脚の長さが確保されているので、長めを履いてもバランスが良いんですけどね。

 

逆に膝上過ぎて露出面積が大きくなりすぎないように注意しましょう。

 

 

 

②スソを中心としたサイズ感

 

 スソが脚にピタッと密着したもの、スソと脚の間に余裕がない物は、パンツのスソと脚に境界が生まれないので、視線が脚にモロに集中してしまいます。

 

これがかなり見た目の不快感に影響してきます。

 

最近は、ビッグシルエットのトレンドに引っ張られて、トップスがどんどん大型化してきています。

 

これと同調して「ワイドショーツ」と言われるような、スソ幅の広いショートパンツが登場しています。

 

このワイドタイプのショートパンツが今オススメなのです。

 

 

 

③生地感、シワへの対抗力

 

 ショートパンツは、通常のパンツのような丈の長さが無いので、自重でシワを伸ばすことが出来ません。

 

ちょっと座っただけでもシワが付いてしまい、それがなかなか取れなかったりします。

 

これが本当に難しいところで、生地がやわらかすぎるとシワシワになってしまうし、硬すぎても大きめのシワが付いてしまったり。

 

また、スラックスショーツなどセンタープレスが入っているものにも注意が必要。

 

スラックス的なきちんと感も出て良いことだらけな気がしますが、実はショートパンツでセンタープレスを維持するって結構大変だったりするのです…。

 

自重で伸びないので、普通のスラックスよりはるかにラインが消えやすいのです。

 

 

 

以上のような観点から、今年私が購入したショートパンツはコレ。

 

 

 

 

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 DESCENTE PAUSE(デサント ポーズ)/ WOOL MIX 2.5L GURKHA SHORTS 

 

 

DESCENTE PAUSE(デサント ポーズ)の「WOOL MIX 2.5L GURKHA SHORTS 」。

ギリギリ膝上くらいの丈ですね。

 

やりすぎないワイドシルエット。

 

これ以上ワイドシルエットを追求するとスカートみたいになってしまうので、これぐらいがちょうど良いですね。

 

 DESCENTE PAUSE(デサント ポーズ)は、その名の通りDESCENTEの持つブランドの1つ。

 

 

「水沢ダウン」で有名な「DESCENTE ALLTERRAIN」の高い技術を日常着に落とし込むというコンセプト。

今最も人気のあるドメスティックブランドと言えるAURALEE(オーラリー)のデザイナー・岩井良太氏がデザインを担当。

 

このショートパンツもデザイン的にAURALEEのアイテムと相似性があります。

 

 

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AURALEE FINX CHAMBRAY GURKHA SHORTS (A7SP03CG-SHORTS)

 

 

オーラリーのどこか素朴なデザインを取り入れつつ、天然素材メインのオーラリーには無い高機能素材で作るユーティリティな服たち…

そんな魅力的なコラボレーションになっています。

 

 

個人的にDESCENTE関連ブランドは、「発色の綺麗なグレーを出してくるな」という印象を持っています。

 

 

グレーは個人的にも好きな色で、メンズのワードローブに欠かせない色だと思っているんですが、黒や白と違って、本当に触れ幅の大きい色なんですね。

 

単純に濃淡の問題もありますし、紫がかったグレーもあれば、緑がかったようなグレーもありますし、「濁り具合」の問題もありますよね。

 

どうしても良い発色、悪い発色と別れてきてしまうんですよね…(だから実物を見た時に一番ガッカリしやすい色でもあると思います。思ってたのと全然違うグレーじゃないか!はあるあるだと思います。)

 

 

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このショートパンツも、DESCENTEの例に漏れず良い発色のグレーになっています。

 

ボトムスの場合は、トップスとの組み合わせを考えた時にグレーの色味が濃すぎても淡すぎても使いにくいのですが、ちょうど良い塩梅のチャコールグレーですね。

 

この複数のタックが入った抜群のデザイン性と、ポリエステルメイン(90%)ながらウールを混紡(10%)という素材感で完全にスポーティーな要素を抑え混んでいます。

 

それでいて、シワに強いし、かなりハリ感があってシルエット再現力が高い割に、軽い!というユーティリティ性。

 

このへんはスポーツブランドならではですね。

 

全面裏地付きで肌離れも良い。

とりあえずこれを履いていて下半身が暑いということはないハズ。

 

ただ、オーラリーのワイドパンツなんかもそうなんですが、基本タックイン前提のハイウエストな形で作られているので、タックインしない場合はお腹周りが生地と肌が干渉しやすくて暑いんですよね…。

 

ここが最大のネックかな。

 

短めのトップスと合わせた時には、よりタックが見えて非常にカッコいいショートパンツなんですが、タックインまでは結構抵抗があるでしょうし…

なかなか完璧なショートパンツは無いものです。

 

 

さらに若干の注意点としては、グルカパンツ特有の左右のベルトを交差させるようにして行う着脱作業。

ベルトレスタイプで、ウエストの調整はこのボタン位置で行います。

 

 

 

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 AURALEE版のベルトタイプに比べると、スナップボタンの分圧倒的にラクなのですが、これが慣れるまでは面倒だと思います。

 

グルカショーツのデザイン性は、ただでさえ情報量不足に陥りやすい夏スタイル、そしてショートパンツスタイルでは非常に魅力的なのですが、こればかりはどうしようもないですね。

 

 

グルカショーツは、ここらへんのブランドの間でブームなのですが、なかなかデザイン的にも生地的にもバランスの良いモノがなくて、これはなかなか良作だと思います。

 

 

ちなみにセンターラインのようなものがある画像もありますが、実際にはセンターラインは入っていません(出荷時にそれっぽい線が入っていることはあります)。

 

またポリエステル+ウールなので本来はアイロンが使用できるはずですが、ポリウレタンで表面を加工しているため、アイロンは使用不可です。

 

シワが付いたりタックがよれてきたりした場合、スチーマーでシワを伸ばしています。

 

 

 

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DESCENTEの厳しい基準を突破した素材に、撥水性・耐水性を付与。スソは圧着されており、接合部も止水テープで盤石

 

 

 

 

 

 

 

ショートパンツスタイルは、長袖シャツが鉄板だが…靴にも注意したい。

 

 

 半袖短パン、よりも長袖を羽織ってしまったほうがバランスが取りやすいショートパンツスタイル。

 

 

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 DESCENTE PAUSE(デサント ポーズ)/ WOOL MIX 2.5L GURKHA SHORTS 

 

半袖シャツ+ ロングパンツ(いわゆる「長ズボン」)、よりも

長袖シャツ+ショートパンツの方が涼しいので、バランスを優先してもそこまで暑くはありません。

 

私もハーフパンツスタイルでは涼感のある長袖シャツを羽織ることが多いですね。

 

9月以降はトップスをもう少し重くしてもOK。

 

 

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(AURALEE) FINX CHAMBRAY GURKHA SHORTS 

 

どうしても我慢出来ない場合、五分丈くらいでも少し袖が長いのTシャツでも良いので、少しでも全身トータルでの肌の露出面積を抑えるようにするとショートパンツスタイルの不快感を軽減出来ます。

 

最近は袖長めの半袖トップスも多いですからね。

ハーフパンツとのバランスは、長袖シャツほどでは無いにせよ取りやすくはなってきています。

 

また、ただでさえ情報量が落ちがちなショートパンツスタイルなので、靴は軽すぎるもの(スリッポンなど)は合わせないほうがバランスが取りやすいですよ。

 

 

どうしてもショートパンツは履きたくない!そんな人にオススメのシアサッカー素材

 

 

 今年連続しているような超真夏日となると、いわゆる「長ズボン」、ましてや「細身」のパンツではどうしたって暑いのが現実…。

 

それはどんなに涼感のある気持ちの良い素材でも、肌への密着が起こるし、その面積が大きすぎるから。

 

それでも、どーしてもショートパンツは履きたくない!という人にオススメなのがシアサッカー素材。

 

 

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<Steven Alan> T/W SCR SUPER BAGGY TAPERED J/パンツ

 

Steven Alan(スティーブアラン)の「シアサッカースーパーバギーテーパードパンツ」は、ウール・ポリエステル混紡のシアサッカー生地を使用。

 

 

「シアサッカー」とは、生地表面に凹凸感を付けたもので、この凹凸感が、肌との接地面積を減らして不快感を軽減してくれるということで春夏によく使われる生地です。

 

 

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その代りちょっと安っぽくなりがちな素材なのですが、ダークカラーかつ、凹凸が同色で細かい柄の物を選ぶとそれほどチープな感じがしないと思います。

 

このアイテムで言うとネイビーがそうですね。

ほとんど黒なので、近付いてよーく見ないとシアサッカー感がわかりません。

 

 

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シルエットも腰回りがゆったりとしていて、スソに向かってテーパードしていく、今最も旬な形。

若干細身寄りの使いやすいシルエットです。

 

スティーブアランはテーパードパンツでも複数の型があるのですが、私はこの型のテーパードパターンが一番好きですね。

シアサッカーではありますが、生地のシルエット再現力も十分。

 

超猛暑日でも綺麗なスラックススタイルが作れます。

 

セールに掛かっているので、あとは店頭に若干残っているだけ、という感じではありますが、オススメのパンツですね。

 

ネイビーの他にも2色あるのですが、それらは凹凸を色違いにして柄をハッキリ出したタイプなので、難易度が上がります。

 

好みも分かれるので、必ず店舗で実物を見て欲しいところです(セール品は返品が出来ないため、ネット通販はギャンブルになってしまう…)。

 

 

 

ちなみに、夏場は生地の面積が出来るだけ小さい方が良いんじゃないか?と下着にブーメランパンツなんかを穿いてみるのはやめましょう。

 

見えなきゃ良いだろう?と思うかもしれませんが、あれは汗をそのままボトムスが受け止めてしまうので夏場は最悪なのです。

 

あれはあくまでナイトウェアなのですね。

 

今週はまだまだ記事を出す予定でいます。

 お楽しみに。