夏の定番・安定のユニクロUのクルーネックTにこの夏投入された新色はひと味違う!?グレージュみたいに使えるピンク出ました!
元々はデザイナーズコラボだったユニクロUですが、ディレクションを担当するクリストフ・ルメールの思想性を反映するというよりは、日本のトレンドを反映したようなラインになってきたなと思う近年。
そんなユニクロUで最も変わらず、安定してコストパフォーマンスに優れたアイテムと言えば、もうすっかり定番アイテムとなった「クルーネックT」でしょう。
なんせ良いと思ってもコロコロとモデルチェンジしてしまうユニクロUの中でも(スーピマコットンT復活してください)、安定してラインナップされ続けていますからね。
色は結構変わっていっているんですが、形や素材などはほぼ変わらずここまで来ています。
太番手の糸を用いた、肌離れの良いドライな生地感。
ちょっとゆったりとした、現代的かつオーソドックスなシルエット。
そして意外と?高い耐久性もあります。
洗い込んでもあまり変わらないので。
まあちょっと1000円とは思えないクオリティだと思います。
何と言っても、店舗を限定しない全店舗展開アイテムなので(XXL以上のサイズはオンライン限定ですが)、思い立ったらすぐ買える、という気楽さ。
ヘインズの「ビーフィー」なんかも、コストパフォーマンスならユニクロに引けを取らないものがあるのですが、いかんせん「どこで売ってるの?」っていうハードルがあると思うので。
この気楽さ、入手のハードルの低さは、無印良品と並んでユニクロが最も優位に立てる部分ではないでしょうか?
出先でも、思い立ったその瞬間買えちゃいますからね。
さてそんなユニクロUのクルーネックTなのですが、今年ここまであまり紹介するのに気が乗らなかった理由が、「良い新色が無い」ということでした。
決して悪くはない、悪くはないんだけど…
どうにも紹介したくなるような色が無かったんですよ。
ほんと、悪くはないんだけど、心躍るような感じでもないという…。
ところがどっこい、つい最近夏に向けて新色が投入されました。
今回追加された新色は、
「10 PINK」(非常に淡いピンク)
「18 WINE」(淡さのあるレッド)
「49 MUSTERD」(黄色みが強いが、ほぼライトブラウン)
「69 NAVY」(青みの強いブルー)
の少数精鋭な4色。
この中でオススメが「10 PINK」なんです。
え?ピンク?と思われるかも知れません。
オンラインの商品写真を見ると、薄めでもしっかりピンクに見えますよね。
ただユニクロはオンラインの商品写真と実物の色が全然違うなんてことが、いわば“デフォ”ですから(大抵オンラインで良いものは実物は…なことが多い)。
実物は、確かにピンクと言われてみるとそう思えるのですが、淡い「グレージュ(グレイッシュ・ベージュ、グレーがかったベージュや、グレーとベージュを混ぜたような色のこと)」のような色味にも出ています。
少なくともオンラインストアの画像のような「誰が見てもピンク!」みたいな色ではないんですよ。
もう少しボヤっとしています。
元はピンクだった、みたいな。
私は見た瞬間「新色でグレージュが出てる!」って思いましたもん。
これが、ちょっと今までのユニクロUらしくない良い色。
どちらかと言うと濃い目のマスタードとか、濃いめのブラウンとかそういった「濃い」色が、これまでのユニクロUクルーネックTの「良い色」だったのですが、今回はこの淡い色が抜群に良い色なんですね。
私は、もっとお高めのブランドでも「グレージュ」を推すことが多いのですが、それはとにかく取り入れやすい色だから。
ブランドによって、グレー寄りだったりベージュ寄りだったり、はたまたライトブラウンみたいな色だったり、グレージュと一口に言っても同じ色は無いと言えるくらいにバリエーションが豊富。
ブランドの数だけ、グレージュがあります。
ただ、このグレーでもベージュでもない色味は、往々にして他の色と馴染ませやすい、という特徴があります。
ほのかに「グレー」の要素があるから、チャコールグレーのパンツと合わせるとグラデーションのようになって、「明・暗」がありながら、色のまとまりもある、とても気持ちの良い色の組み合わせになります。
ほのかに「ベージュ」の要素があるから、ブラウンのパンツと合わせても気持ちの良いグラデーションに。
何よりこの色自身が魅力的な綺麗な色であることが多いので、黒のパンツと合わせて、その色自身を楽しむ事もできます。
どれだけ安くても、あまり使わない色を買ってしまったら意味ないですからね…。
気の早い話ではありますが、黒のアウターのインナーにしたときもまた良いんですよ…。
真っ黒ってどうしてもキツイ印象を与えがちですから、こうやって柔らかさのある色を合わせてそのキツイ印象を「緩和」してあげると良いのですが、グレージュはこの「緩和」にも最適な色の1つです。
とても繊細な色出しを要求される色でもあるので、上位ブランドが得意とする色なのですが、ユニクロがたとえ「グレージュもどき」であっても、こんな色を出してくれたのは嬉しいですね。
無地T≒白、というイメージの人も多くて、例え無地でもあまりカラーの主張が強いものは使いたくない…という人でも、白Tと置き換えて使えるような、そんな色で使いやすいと思いますよ。
ただ言っても淡い色味なので、汗染みなどが気になる場合は必ず「インティー」などのインナーを中に着ましょう。
いやこれ本当に良いですよ。
note定期購読マガジン、「オシャレ脳を鍛えよう!」配信中!
只今noteにて「オシャレ脳を鍛えよう!」という定期購読マガジンを配信しております。
絶対に読者の方に損はさせない!そんな意気込みで日々リサーチと情報発信をしています。
昨日配信の生地では、今回のユニクロUをはじめ、3000円以下のコスパ無地Tシャツを「色」にこだわってセレクトしています。
ユニクロとか無印良品は、本当にTシャツというカテゴリーなら、かなり良い物作っています。
ただ、格安価格帯は、どんな色でも出来が良いわけではなく、むしろ出来が良い色は本当に少数になります。
だったら白で良いや…となりがちなのですが…もう少し慎重に色を選んでいくと、
この価格帯でここまでやれるんだ!?というくらい雰囲気があったり、グッと深みのある色が見つかります。
いやー今年はかなり良い色集まったんじゃないでしょうか。
特集記事の他にもミニコラムも配信。
これからもどんどんコンテンツは増えていきますし、過去に配信したコンテンツもごく一部の有料設定されたコラム以外はすべて見ることが出来ます!
ブログではどうしても言えない、ここでしか見られないオススメアイテム情報やQ&Aコーナー、各種速報なども随時配信しています。
大変なご時世ですが、服を見たくても出掛けられない、そんな皆様を強力にサポートしていきますよ。